Exce firm | garden peaks STAFF BLOG

医院建築設計
崖地に家を建てるのは安全か?という話を2回にわたり私から説明させていただきましたが、今回は当社の現在進めている仕事を紹介したいと思います。 当社のキャッチコピーは『常識を捨てたら家は広くなる』です。住宅ばかりかと思われがちですが、実は事務所建築や医院建築、店舗にも携わっているのです。住宅の考え方は人の生活部分となるため細かい部分まで考えたり勉強したりする必要があります。だからこそ住宅以外の建築にもその繊細さが活きてくると私は考えます。 その中でも現在進行中のRC(鉄筋コンクリート)造の医院併用住宅の設計物件を紹介させていただきます。 こちらは道路との高低差2.5mぐらいの土地に計画しています。 住宅の場合、当社は崖地の建築は鉄筋コンクリート造の地下室や基礎の上に木造でつくることが多いのですが、今回は4階建てということ、お施主様が木造以外を希望されていたことからRC造にて進めさせていただきました。 設計期間1年、施工期間1年の2年がかりで、いよいよ今月4月に完成を迎えます。外壁に4種類のタイルを組み合わせたり等、色合わせに悩みましたが、足場が取れて外観が全て見えるようになり、この組み合わせで良かったと思います。 当社の崖地建築の考え方も取り入れることができ、完成が待ち遠しいです。外構まで完成した後、またお知らせしたいと思います。 今回大きな仕事を任せていただいたお施主様、私のわがままを多く受け入れてくださった建築会社の皆様には心より感謝申し上げます。 代表:牧田

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お勧め間取りを紹介します!
3月は卒業と別れの季節。 我が子も無事に学生生活を終え、お蔭様で来月から社会人デビューさせていただく事になりました。 教育を受けさせる義務を完遂出来て、少しだけほっとしております。 さて、今回は2階建て3LDK、希少地(崖地)のお勧め間取りを紹介します。 ポイントは3点 1.9mの敷地内高低差を、擁壁ではなく建物本体の形状工夫で処理 2.廊下「ゼロ」の超合理的・効率的なレイアウト 3.バルコニーとその深い軒が、都会的な外観を演出 崖地でのお住まいもエグセファームにご相談ください!

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3Dプリンターの擁壁
がけをあつかうことが多いため、常日頃から興味をもちながら情報収集を心掛けているのですが最近面白い記事を見つけてしまいました。なんと「3Dプリンターで擁壁をつくる」というのです。 以下、日経クロステックより引用です。 「新庄砕石工業所(山形県新庄市)は落石防護柵の重力式擁壁の埋設型枠を全て3Dプリンターで “印刷”して、建設工事の工期を従来工法と比べて約4割短縮した。 同社が手掛けたのは、秋田県と山形県新庄市を結ぶ国道13号の道路整備事業の一環として国土 交通省山形河川国道事務所が発注した新庄国道管内防災対策工事だ。 延長43.7m、高さ1.3~2mの重力式擁壁の上に、落石防護柵を設置する。2024年1月に完成した。 新庄砕石工業所が山形県新庄市で施工した落石防護柵(写真:新庄砕石工業所、ポリウス)  新庄砕石工業所は建設3Dプリンターの開発を手掛けるpolyuse(ポリウス、東京・港)と協力し、 新庄砕石工業所の倉庫内に設置した3Dプリンターで重力式擁壁の埋設型枠になる部材を54個印刷。 その印刷物を現場に運んで設置し、内部にコンクリートを流し込んで一体化させた。 その後、重力 式擁壁の上部に落石防護柵の支柱やワイヤなどを設置した。 印刷した埋設型枠(写真:新庄砕石工業所、ポリウス) 印刷した埋設型枠を現場に設置した様子(写真:新庄砕石工業所、ポリウス) 着工前の現場の様子。背面の地山が急峻で、崩落の危険性があった(写真:新庄砕石工業所、ポリウス)  印刷した埋設型枠を用いることで、型枠の組み立てやコンクリート打設、脱型などにかかる時間を 大幅に短縮できた。 工期は全体で43日間と、通常の工法で施 工した場合の82日間と比べて約4割も 短くなった。 現場で監理技術者を務めた新庄砕石工業所の尾形広美氏は、「現場の背面に広がる地山は急峻(きゅ うしゅん)で、降雨などによって土砂崩落の危険性があった。 通常の工法で施工すると掘削した箇所は25日程度そのままにする必要があり、作業員に危険が伴う。 工期短縮は現場作業員の安全確保にもつながった」と話す。」 記事中にもあるとおり、施工場所は特別豪雪地帯に指定されているとのことで雪国では本格的な積雪を迎える前に工事を完了しようと工程を急いでいる現場が多いそうです。そのような背景から今回この現場では工期を短縮する秘策として3Dプリ…

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ウッドデッキ? タイルデッキ? 比較してみました
外構を決めていく際にデッキはウッドデッキかタイルデッキにするべきか迷っている方もいると思います。 今回は コスト メンテナンス デザイン    など   さまざまな面で比較してみました。   ウッドデッキ    ◎メリット ・・・タイルに比べて価格が安い           搬入施工がほぼ1日で終わる           木目の温もりを感じられる           フロアと同程度の高さに施工できる為              部屋の床が延長したようで広く感じる           手摺やデッキ形状の自由度が高い   △デメリット・・・耐用年数が10~15年            塗装を3~5年で塗り替える必要がある           劣化し白アリが発生する危険がある           そりやささくれに気を付ける必要がある  タイルデッキ     ◎メリット ・・・耐用年数はほぼ半永久           メンテナンスに費用がかからない           高級感がある           ホースの水で流すなど掃除しやすい           BBQなど火を使う時安心   △デメリット・・・費用がウッドデッキの1.5倍~2倍            雨水を流す為、勾配や場合によってはグレーチングが必要           夏に熱くなりやすい           フローリングより高さが下になるので段差ができる事が多い           塗れると滑りやすい            結論としてはやはり本人の好みや予算によるかと思いますが参考までに 弊社では外構の専門家がご相談をお受けします。お気軽にお問合せ下さい 宮崎

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崖地に建つ建物①
世の中には崖地に建つ建物はたくさんあります。 今回は私が見てきた中で、これは崖に建っているなぁ、と思った建物をご紹介します。 それは山小屋 こちらはキレット小屋といって長野県の山岳地帯に建てられている山小屋です。 建物の下はスパッと切れ落ちています。 本当に凄い場所に良く建てたなぁというのが最初の感想です。 崖地の魅力は眺望の良さであったりしますが、 こちら、眺望はあまり望めませんが、この秘境感がたまりません。 崖地で味わう非日常空間も良いですよね。 ここに建てるにはどんな苦労があったのでしょうか。 材料を運ぶのも大変だったかと思います。 と同時に日本の建築技術にも感心してしまいます。 崖地に建てるということは、設計はじめ、工事も大変だったりしますが 様々な問題をクリアして出来上がったときの達成感は格別です。 弊社には、崖地や少し難しい土地に家を建てることを得意とする設計者が在籍しております。 皆様のこうしたいを叶えるために日々研鑽もしております。 家づくりで困りごとがございましたら、 一度、弊社に相談してみてはいかがでしょうか。 お待ちしております。 担当:小林

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心配事 その①
家を建てよう 家を持とう と思っている方には、いろいろな心配事がついてきます。 前回は、祭事はどうするの?についてお話してきましたが、 今回は、家に関わる事「シロアリ」についてお話してみたいと思います。 シロアリは、イエシロアリ ヤマトシロアリが代表的な家に害を及ぼすシロアリです。 シロアリは、湿った床下 土台 大引き 土の中 に巣を作って生きています。 シロアリから家を守るにはどうしたらいいの? 通常住宅では、薬剤散布をします。今の薬剤は保証5年が一般的です。 (シックハウスの問題が出る以前は10年が一般的でした) でも、シロアリの住みやすい条件を無くしていけばシロアリ被害の確立を減らすことは可能です。 木造建築は木をなくす事は出来るので、それ以外の条件を無くすのです。 地面からの湿気を無くす。床下を乾燥させる。 土と木材の距離を取る。土に住むシロアリの道を断つ。 家の近くに朽ちた木材を放置しない。(近所にあると困りますが) これだけやれば大丈夫という事はありませんが、かなりの予防効果があると思います。 家を建てるときは、そのあたりの対策もどうしてるのか聞いてみるのもよいと思います。 因みにシロアリは、4月から5月にかけて飛び立ちます。着地すると羽を落としますので 家の周りに羽がいっぱい落ちていたら注意が必要です。 次回もその②を書きます。もし心配事を教えて頂ければ出来る限りお答えしたいと思います。 欲賀

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木造建築の造り方④基礎工事
皆さん こんにちは!!!🤗🤗🤗                   住まいの地震対策を考えるとき、基本を忘れてはいけません。 基礎は建物とは異なりますので、注意するのが難しいかもしれません。 しかし、家の構造全体は基礎の上に建てられます。 地盤がしっかりしていなければ、どんなに頑丈な建物でも地震に耐えることはできません。 “今住んでいる家の地盤が緩んでいて建物が傾いています。” “地震に強い家を建てたい。” このようなお悩みをお持ちの方は、建物だけでなく基礎にもぜひご注意ください。 今回は、強固な基礎を築くために押さえておきたい事をご紹介します。    日本の住宅で多く採用されている基礎は、「布基礎」と「ベタ基礎」の2種類であります。木造住宅を建てる場合、ベタ基礎が推奨される事が多いです。 その理由は、布基礎は底盤がベタ基礎よりも狭いため、地盤に対しての設置面が少ないので建物が下がりやすい。ベタ基礎は底盤が広いため、地盤に対して面で支えるので建物が下がりにくい。又、床下に土壌が露出してないので湿気がこもりづらいため、木部の腐食がしづらくシロアリ対策にもなります。 布基礎    布基礎もベタ基礎と同様に、地盤に基礎を直接設置する直接基礎の一種です。主要となる柱や壁の下に基礎を設置する方法です。地盤の強度が大きい時に使用することができます。布基礎は、床下に土がむき出しになるので、湿気対策をする必要があるので、注意が必要です。 ベタ基礎 コンクリートで床下全面を覆い、基礎全体で建物から地盤に力を伝えるのがベタ基礎工事です。地盤に直接基礎を設置する直接基礎の一種です。地盤の強度が弱い場合でも採用可能な方法です。使用するコンクリートの量は多くなりますが、土を掘る量と型枠の使用量が少なくなるのが特徴です。 今回は以上です。次回は基礎工事の流れを詳しく解説して致します。ご検討とお時間をいただきありがとうございます。✨✨✨ MAY

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傾斜地の建物プラン②
今回も、前回に引き続き傾斜地でのプランを紹介させて頂きます。前回は傾斜が割と緩やかな場合でのプランでしたので今回は土地のすべての部分が急な傾斜の場合を紹介させて頂きます。 一般的な建物の建て方は以前に説明させて頂いた通り高い位置を平坦に造成して崩れないように擁壁(高いコンクリート壁)で抑えるのが一般的です。 ※赤色で描いた箇所が造成で擁壁を造らないといけなくなる部分です。 この場合、隣地も傾斜地になっていることが多いため擁壁を囲い土を抑えないといけない場合が殆んどのため、壁に囲われることによる閉塞感や圧迫感を感じると思います。又、高い擁壁を造るということはその高さぐらいの擁壁の基礎が埋まっています。建物を敷地いっぱいに使いたくても地盤改良などの関係上、擁壁から離さないといけなくなる場合があります。(地盤改良で杭などを造るのに擁壁の基礎が干渉してやりずらくなるため)そのほかにも高い擁壁の自重が重いため、埋め立て地や軟弱地盤で擁壁を造るとそれ自体に地盤改良工事がいる場合もあるため余計なコストがかかる場合もあります。 今回紹介するプランでは傾斜地に沿った建物を実現することによって建物基礎が擁壁を兼ねているために基礎のコストは上がりますが擁壁と建物基礎を分けて施工するよりもコストカットを見込めますし、地盤改良等もしやすく、敷地を広く使えるため狭小地でも敷地を有効活用出来ると思います。 敷地の有効活用し解放感ある建物を実現されたい方は是非当社までご相談をお待ちいたしています。 高橋

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崖に家を建てるのは安全か?②
お久しぶりでございます。 前回『崖に家を建てるのは安全か?①』を1か月前に投稿させていただきましたが、今回は②でございます。 前回最後にがけ条例をご紹介させていただきました。私はサイトでがけ条例というものを調べたときにその画像を見ていつも疑問に思っていました。 崖(傾斜の土地を)わざわざ平らにする必要があるのだろうか?平らなところにしか家は建てられないのか?平らにするということは元々あった地形をわざわざ手を加えることになります。これは専門用語で造成とか擁壁といいますが、思った以上にお金がかかるのです。家以上にお金がかかることもあります。 同じだけお金をかけるなら、土地を平らにすることにお金をかけたいか?その分を家にお金をかけたいのか?それを考えたときに私だったら家にお金をかけたい! そう思って当社の希少地工法という造り方にいきつきました。どんな工法?と思われる方も多いと思いますが、図で説明するといたって簡単のことなのです。 前回説明させていただいた安息角(安全に住むにはこの角度より上に家を建てないようにしよう!)というものがありました。 この図です。 これを希少地工法にすると以下のようになります。 安息角30°の中に家自体を入れてしまおうという考え方です。 傾斜地ならその傾斜の地形に合わせて造っていこう。確かに平らなところに建てるより家にお金はかかります。しかし造成、擁壁といった生活の空間内にはわかりにくいものにお金を使うより建物にお金を使っていこう、結果的に『安全性』を保ちながら『眺めの良い景色』や他にはなかなか見られない建物を手に入れることができるようになるのです。しかも隣の家に対しても圧迫感を感じさせない、隣と仲良く暮らせる。といったところに住むことができるのです。 なぜそれを他の建築会社はやらないのか?それは私が次回投稿するときにまた説明させていただきます。 今回も長々と長文のブログを見ていただき有難うございました。 代表 牧田

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生活が豊かになる土地!
 今回は天白区にある崖地(傾斜地)をご紹介します!  写真では分かりにくいかと思いますが、こちらは116坪とゆとりのある敷地で、道路から敷地の奥までの高低差が最大10m以上ある傾斜になっています。当社にとっては家づくりの可能性が広がる土地と考えるので楽しみな物件です。  周辺は比較的新しいお家や整備された道路で住環境が充実した閑静な住宅街となっています。特におすすめしたい点としてはその土地から見える景色です。名古屋の一部を見渡すことができ、下の写真は奥の高台から撮影した風景です。将来その場所にお家が建つと、撮影した地点より高い所からその景観を楽しむことができる、そう考えるとワクワクします!  エグセファームはそんなワクワクする・生活を豊かにする家づくりを名古屋で展開しております。崖地(傾斜地)に家を建てることは危険ではないかと懸念されている方もいらっしゃるかと思います。当社には1級建築士が多く在籍しており、特殊な工法や緻密な計算によって高い安全性を確保した上で傾斜に沿った家づくりをご提案させていただいております。「景色が良い場所に家を建てたい」「リビングを広くしたい」など、お客様の想い描く理想やイメージを是非とも一度お聞かせください。 1級建築士が考える崖地(傾斜地)での家づくりについてのブログもございますので下記よりぜひご覧ください。 傾斜地を活かした建物の魅力 崖地(傾斜地)での建築の安全性について 今回ご紹介した物件の概要はこちらから STAFF:髙田

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