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大空間の木造建築

この度の能登半島地震において、被災された皆様に謹んで地震災害のお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

地震大国日本と言われますが、このような災害がおこるたびに、地震に強い家づくり、というワードが上がってくると思います。と同時に、昔の建物だから、木造だから、地震に弱い、等と木造住宅を不安視する声も少なからず聞こえてきます。

勘や経験で家を建てていた時代もありますが、想定外の大きな災害を経験するたびに、基準を底上げすべく法整備も進められ、改善されている事もたくさんあると思います。

先日、休暇を利用して、世界遺産である富岡製糸場へ行ってきました。こちらは「木骨レンガ造り」という構造でして、

木梁を二重に用い、

トラス構造を採用し、瓦屋根・レンガの外壁という重い素材にも関わらず、大空間を実現しております。これが明治時代の建築物というから驚きです。

こういう建物を見るたびに、設計者としては木造の可能性を感じますし、後世に残り続ける建物を建てたいと強く思います。

当社が採用しているSE構法は、木造ではありますが、勘や経験で部材を決めるのではく、きちんとした構造計算を元に設計しております。大空間を実現しつつ、災害に強い住宅を作るのに、とても理に適った構法であることは間違いありません。

今回は木造について触れましたが、当社は木造以外の工法にも対応できます。

お客様のご要望、土地状況に合わせ、最適なプラン・工法を御提案させていただきます。

少しでも興味を持たれましたら、どうぞ、一度、お問い合わせください。

担当:小林