先日、少し珍しい場所へ行ってきました。 こちらは、長野県にある本沢温泉という場所です。 雲上の湯と言われ、日本一高い場所にある野天風呂です。 ご覧の通り、山を眺めながら入れるお風呂なんです。 逆方向を見ると 眺めもなかなか素晴らしいです。崖地ならではの眺めです。 お風呂までもなかなかの道ですが。。。 まさに秘湯です。 川のせせらぎに癒されながらゆったりとした時間を過ごせました。 こんなところに別荘でも建てたら最高だろうな、と思います。 それにしても、よくここにお風呂を作ったなぁ、と感心してしまいます。 崖地に建築するのは、とても大変です。苦労も多いです。 が、その分、完成した時の達成感は格別です。 きっとこのお風呂を作った方も、達成感に浸っていたことでしょう。 こうして休日は崖地でリフレッシュして、仕事では真剣に崖地と向き合う日々です。 私も崖地に素敵な建物を建てて、皆様に喜んでいただけるよう、日々精進したいと思います。 スタッフ:小林
今では当たり前になった地盤調査 地盤調査にもいろいろ種類がありますが、 普通の戸建住宅を建てる際にはスウェーデン式サウンディング試験が一般的なものです。 で、当社が扱う崖地についてはどうか、というと上記に加えて 基本的には「ボーリング調査」というのを行います。 何が違うかというと、精度・工期・費用が違います。 地下の岩石や土壌のサンプルを採取するために、地表から深く穴を掘る方法で 地下の構造や物質の分布を詳しく調べることができ、水位もわかるので、より精度が高くなります。 また、調査する際はヤグラを建てるのでそれなりの広さも必要ですので、 敷地によっては調査前に整地したりします。 こんな感じでヤグラを建てています。 強度が確認できるまで掘り続けるので、調査自体も二日間にわたる場合もあります。 という調査内容なので必然的に費用が嵩んでしまいます。 同じ敷地でも、調査結果はこんな感じで違います。 まずはスウェーデン式サウンディング試験の調査結果です。 続いてボーリング調査の試験結果です。 なんとなく、ボーリング調査の方が詳しく見えますよね。 では、スウェーデン式サウンディング試験がダメかというと、そうではないのです。 工事内容、どんな建物を建てるかによって、必要な情報が変ってくるので、 設計するにあたり、必要であれば必ず調査を行うようにしております。 基礎工事や地盤改良は出来上がってしまうと見えなくなる場所なので 購入する際には気になる部分ではありますよね。 当社はこのようにきちんと調査を行い、構造計算をしたうえで建てておりますので、 安心して住んでいただけると自負しております。 また、崖地では調査できないという調査会社もありますが、 当社には優秀な協力会社さんがいるので、このような難しい土地でも計画ができるのです。 もし、こんな難しい土地で困っている、という事があれば 当社に一度ご相談ください。 お待ちしております。 staff:小林
2週間後には大晦日を迎え、大掃除の準備に取り掛かっている方や年賀状の準備など様々な時間を過ごされているかと思います。 今回は2025年に販売予定の分譲住宅3棟のうちの1棟を紹介させていただきます。 場所は名古屋市天白区土原1丁目。東へ少し歩くと里山の自然の中、気軽に体を動かすことができる『天白公園』や、坂を下って北に進むと遊歩道が整備された『新池』があります。辺り一帯は土地区画整理区域内ということもあり道路幅が広く住環境が整備されているほか、周辺で新築工事が次々と着工していくなど地域として注目度が増しているように感じます。 標高が50mを超える計画予定地。今回は傾斜という地勢を活かしながら、そこから見える景色を重視した設計によって写真のような素敵な外観・LDKのイメージが完成致しました。 2階にスキップフロアを設けたLDKを配置することで、1日を通して家族が寛ぎながらその景色を眺めることができます。さらに周辺には視界を遮るものがなく、南に向いたリビングは常に明るい居住空間が期待できます。 開放的な景色と共に伸びやかな暮らしを育むお家はいかがでしょうか? 当社イベント情報や告知、建築実例はインスタグラムに配信しておりますので是非ご覧ください! エグセファーム|土地の癖を価値に変える|名古屋.注文住宅(@exce_firm) • Instagram写真と動画 STAFF:髙田
先日、静岡県の河津町で開催された OMM JAPAN 2024 KAWAZU へ参加してきました。 河津桜で有名な観光地です。 どのようなイベントかというと オリジナル・マウンテン・マラソン(OMM)は「自分自身の山岳スキルをテストする場」として1968年のイギリスで、山を愛する有志たちによって創られました。以来50年以上、毎年開催されているもっとも歴史ある山岳レースです。 日本上陸は2014年。おかげさまで今年10周年を迎えます。 あえて気候条件の厳しい晩秋に開催される1泊2日のレースです。参加者は必要な装備すべてをバックパックで携行し、ナビゲーション力やセルフエマージェンシー力、判断力など、全てのマウンテンスキルを駆使して挑みます。 山岳地を安全かつ正確に行動するための経験や体力はもちろん、ナビゲーションスキルと野営技術が不可欠であり、まさに「山の総合力」が試される山岳レースです。 以上、ホームページより抜粋 というものです。私は今回で4回目の参加となりました。 毎年、ScoreMediumというカテゴリーでの参加です。 上の地図を読みながらオレンジと白のフラッグを探してポイントを取り、その得点で順位を競います。 途中、急登や沢を渡ったりと、なかなかアドベンチャーな雰囲気漂うこのレース。 途中、道なき道を行くので、藪を漕いだり山中を彷徨ったり。。。 ですが、とても楽しく充実した二日間でした。 こんな感じで、休日でも崖と戯れております。 ちなみにこちらのレース、ScoreMedium女子の部で優勝してきました✌。 ↓ご興味のある方はぜひともご覧ください。 OMM JAPAN 2024 KAWAZU – OMM JAPAN OFFICIAL 仕事でも崖地を制覇するべく、日々精進したいと思っております。 staff:小林
今日は当社の建物の考え方から、どういった家ができるのかを実際の土地を参考にしながらご説明させていただきます。 場所は名古屋市天白区音聞山、地下鉄名城線・鶴舞線の八事駅から徒歩7分の場所にあります。 このような200坪の傾斜地になります。この土地をぱっと見て『欲しい!』と思う方は少ないでしょうね。なぜなら、どんな家が建つか想像できないからです。おそらくこの土地が欲しいと思って今相談している建築会社に持っていくと『この土地はやめておきましょう』と言われてしまうかもしれません。 その理由は、その会社にとって計画が難しく申請も大変だからです。宅地造成区域、風致地区、名古屋市中高層条例等・・・ できれば建物の確認申請だけで終わるような土地を持ってきてほしいと思っている会社がほとんどです。私たちはこういった土地だからこそ特別な家ができると考えています。 この土地に家を建てて、2階からどのように見えるかがこの写真になります。視界が開けて良い土地だと思いませんか? このような土地に家を建てていく方法は以前ご紹介させていただきましたが、今回一つの参考例として計画を作ってみました。手書きなので見にくいことをご了承ください。 まず道路側にガレージをつくります。それで3.5m~4mぐらいの高低差を処理します。そうすることによって上に家を建てた時に土の流れ出しを防ぐことができるからです。ガレージの横から階段を上っていき、玄関があります。(ガレージ内から階段で直接家に入ることも可能です) 玄関ホールから少し階段を上ったところに洋室を配置していき、その奥でまた階段を少し上ったところに寝室と家族全員のクローゼットを配置しました。 このように傾斜に合わせて階段状に1階をつくっていきます。その結果玄関の天井が高くなったりもします。 続いて2階です。家からの景色を優先してリビングは2階にします。カーテンを開けっぱなしで生活してもプライバシーが守れる中庭を採用して、中庭側は上から下までの大きな窓を連続させます。同じく洗面所や浴室も中庭側に向けることで外部からの視線を気にしないで開放的になります。 バルコニーからの景色は2枚目の写真のような景観となります。 道路から見た外観と建物を切った時の断面はこのようになります。道路からの目線を気にしないで、開放的に暮らす。傾斜地ならではの天井高さや他にはないオンリー…
SNS時代と呼ばれる現在。ほとんどの情報収集をSNS上で行うことが可能になり、特に若年層に関しては今や生活に欠かせないものになっているように感じます。 今回はその代表例として「Instagram」を取り上げたいと思います。 突然ではありますが、「家づくり、SNS」といえば、皆様は何を思い浮かべるでしょうか? 私も日々覗いていますが、お家の外観・内観の画像やルームツアーなどが主流になっています。他にはインテリアや間取りなど役立つ情報をまとめた投稿なども多く見受けられ、またそれらが家づくりを始めるきっかけになることも多いようです。 SNSをはじめに「こんな家に住んでみたい!」「こだわりが詰まった家を考えたい!」と実際に計画を進めている知人もいます。 いつでも必要な情報を知れるだけでなく、「すごい!」と驚く新鮮な投稿があると楽しいですよね。 当社ではこれから皆様にとってわくわくするような情報を、Instagramで発信していくために計画を進めております! 当社の特徴である「崖地(傾斜地)での家づくり」や独創的な発想を活かす空間づくりを、より多くの人に届けられるよう尽力して参りますので、いましばらくお待ちいただけましたら幸いです。 staff : 髙田
本格的な夏の暑さが続いていますね。私はアパート住まいですが帰宅後、室内には熱気がこもっているので、換気をしながら冷房で部屋を冷やす作業から始めています。 今日は一般住宅において”涼しい家”にするためのポイントを1つご紹介します。 それは高気密・高断熱の室内にすること。そのメリットとしては ○1年を通じて室温が安定しやすく、外部の気温変化に影響されにくい。 ○冷暖房効率が高まるため、エネルギー消費を抑えられ、光熱費の削減につながる。 ○高気密により外部の騒音が入りにくく、静かな室内環境が保たれる ○高断熱により結露が減ることで、建物全体の耐久性が向上する など挙げられますが、デメリットも存在します。 ●建築コストの上昇 ●高気密にすることで自然換気が減少するため、適切な換気システムが必要になる ●エアコンなどの空調設備で室内が乾燥しやすい 上記デメリットを補うために、24時間換気システムの導入など対策が必要になります。 1年中快適な家を実現するために、当社はお客様のライフスタイルに合わせてあらゆる角度からご提案致します。 まずは些細なお悩みや不安でもご相談ください! <おまけ> エグセファーム本社では暑さ対策として入口のガラスドアに遮熱フィルムを貼り付けました! これからの夏も快適に過ごせそうです。 Staff:髙田
崖地での建築を得意とする弊社ですが、 もちろん崖地以外でも建築させていただいております。 例えば、都心部での3階建ての木造住宅も建てております。 都心部なので土地の広さも限られており、いかに無駄なく建てるかがテーマとなったりします。 プランナーがお客様の要望を聞き取り形にしていきますが、 高さ制限や建蔽率・容積率などなど、様々な条件をクリアしなければなりません。 また、準防火地域や防火地域であったりすると、さらに条件が厳しくなります。 そんな制約の多い土地でも、弊社のプランニングスキルがあれば お客様のご期待に添える間取りが作れると自負しております。 こんな土地だと建てられないかも?と不安に思われている方は 一度弊社に相談してみてはいかがでしょうか。 お待ちしております。 担当:小林
皆さんは 『ファサード』という 言葉を 聞いたことはあるでしょうか? 一般的に建物の正面デザインのことを言います。 由来は フランス語で 英語の ”face” と 同根 らしいです。 まさに、建物にとっては顔になる部分で最も目に入る場所なので、設計者としては間取りと ともに重要視される所です。 住居としては素敵な建物として見せる一面もあれば、京都などでは 街並みに 合わせた街づくりにも重要な役割をはたしています。又、飲食店などの店舗でも人を引きつけ、 入って見たいと思わせる効果があると思います。 上記は、間取りが同じですがファサードのみ変えてみたスケッチです。 屋根の形や外壁のデザインを変えただっけでも、雰囲気が変わると思います。人によって 好みは違いますので迷われた方は、エグセファームにご相談ください。 高橋
5月も中旬になり、気持ちの良い季節となりましたね。 晴れている日は気持ちよくお出かけできますよね。 我が家も子供の趣味である、お城めぐりに出かけております。 暑くなってしまうとなかなか足が向かない山城へお出かけしたりするのですが、 今回ご紹介するお城は、群馬県太田市の金山城という城跡です。 こちらは日本100名城のひとつです。 山全体を要塞化した山城です。 山城をみていつも思うのは、 高低差をうまく利用しているな、ということです。 ただ平らにするだけではなく、 段々にすることで土地も有効利用できますし 街並みとしても雰囲気がいいですよね。 地形を読んでその土地にあった設計をすることは 私たちのテーマでもあるのでとても参考になります。 城めぐりは歴史だけでなく、建築や都市計画についても学べることが多く、 とても楽しいものです。 皆様もこんな山地形をみて 当社のことを思い出してくれると幸いです。 担当:小林
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