Exce firm | garden peaks STAFF BLOG

静かに時が流れる土地
能登半島地震から3ヶ月が経過した4月現在、ようやく少しずつ落ち着いてきたところでしょうか。 2ヶ月ほど前にこちらでお話しさせていただきました。日常生活に多大な影響が及んだ「断水」問題が3月中旬にようやく解決し、震災前の生活ができるようインフラも少しずつ回復してきたと父親から報告を受けました。 さて今回は音聞山(天白区)にあります崖地(傾斜地)をご紹介します! 特徴的な地名で知られている「音聞山」。 私調べによると諸説ありますが、 鎌倉時代では、現在の名古屋市緑区鳴海町一帯が干潟(鳴海潟)となっており、海辺に打ち寄せる波の音が当土地まで聞こえたことにより「音聞山」となったと言われています。 そんな音聞山に位置する土地ですが、こちらは敷地面積 200坪を超える広大な崖地になっており、道路から敷地奥まで高低差が10m以上の傾斜地になっています。名城線「八事駅」徒歩7分、スーパーも近くと利便性の高い好立地なエリアです。 八事を代表する景勝地「音聞山」の敷地で自由で開放的な建物計画はいかがでしょうか。 エグセファームはこのような傾斜地に対する住宅設計を得意としており、代表を初め多くの一級建築士が在籍しています。 傾斜地での建物計画は、是非エグセファームまでご相談ください! 物件詳細はこちらから staff:髙田

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崖地に建つ建物①
世の中には崖地に建つ建物はたくさんあります。 今回は私が見てきた中で、これは崖に建っているなぁ、と思った建物をご紹介します。 それは山小屋 こちらはキレット小屋といって長野県の山岳地帯に建てられている山小屋です。 建物の下はスパッと切れ落ちています。 本当に凄い場所に良く建てたなぁというのが最初の感想です。 崖地の魅力は眺望の良さであったりしますが、 こちら、眺望はあまり望めませんが、この秘境感がたまりません。 崖地で味わう非日常空間も良いですよね。 ここに建てるにはどんな苦労があったのでしょうか。 材料を運ぶのも大変だったかと思います。 と同時に日本の建築技術にも感心してしまいます。 崖地に建てるということは、設計はじめ、工事も大変だったりしますが 様々な問題をクリアして出来上がったときの達成感は格別です。 弊社には、崖地や少し難しい土地に家を建てることを得意とする設計者が在籍しております。 皆様のこうしたいを叶えるために日々研鑽もしております。 家づくりで困りごとがございましたら、 一度、弊社に相談してみてはいかがでしょうか。 お待ちしております。 担当:小林

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崖に家を建てるのは安全か?②
お久しぶりでございます。 前回『崖に家を建てるのは安全か?①』を1か月前に投稿させていただきましたが、今回は②でございます。 前回最後にがけ条例をご紹介させていただきました。私はサイトでがけ条例というものを調べたときにその画像を見ていつも疑問に思っていました。 崖(傾斜の土地を)わざわざ平らにする必要があるのだろうか?平らなところにしか家は建てられないのか?平らにするということは元々あった地形をわざわざ手を加えることになります。これは専門用語で造成とか擁壁といいますが、思った以上にお金がかかるのです。家以上にお金がかかることもあります。 同じだけお金をかけるなら、土地を平らにすることにお金をかけたいか?その分を家にお金をかけたいのか?それを考えたときに私だったら家にお金をかけたい! そう思って当社の希少地工法という造り方にいきつきました。どんな工法?と思われる方も多いと思いますが、図で説明するといたって簡単のことなのです。 前回説明させていただいた安息角(安全に住むにはこの角度より上に家を建てないようにしよう!)というものがありました。 この図です。 これを希少地工法にすると以下のようになります。 安息角30°の中に家自体を入れてしまおうという考え方です。 傾斜地ならその傾斜の地形に合わせて造っていこう。確かに平らなところに建てるより家にお金はかかります。しかし造成、擁壁といった生活の空間内にはわかりにくいものにお金を使うより建物にお金を使っていこう、結果的に『安全性』を保ちながら『眺めの良い景色』や他にはなかなか見られない建物を手に入れることができるようになるのです。しかも隣の家に対しても圧迫感を感じさせない、隣と仲良く暮らせる。といったところに住むことができるのです。 なぜそれを他の建築会社はやらないのか?それは私が次回投稿するときにまた説明させていただきます。 今回も長々と長文のブログを見ていただき有難うございました。 代表 牧田

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生活が豊かになる土地!
 今回は天白区にある崖地(傾斜地)をご紹介します!  写真では分かりにくいかと思いますが、こちらは116坪とゆとりのある敷地で、道路から敷地の奥までの高低差が最大10m以上ある傾斜になっています。当社にとっては家づくりの可能性が広がる土地と考えるので楽しみな物件です。  周辺は比較的新しいお家や整備された道路で住環境が充実した閑静な住宅街となっています。特におすすめしたい点としてはその土地から見える景色です。名古屋の一部を見渡すことができ、下の写真は奥の高台から撮影した風景です。将来その場所にお家が建つと、撮影した地点より高い所からその景観を楽しむことができる、そう考えるとワクワクします!  エグセファームはそんなワクワクする・生活を豊かにする家づくりを名古屋で展開しております。崖地(傾斜地)に家を建てることは危険ではないかと懸念されている方もいらっしゃるかと思います。当社には1級建築士が多く在籍しており、特殊な工法や緻密な計算によって高い安全性を確保した上で傾斜に沿った家づくりをご提案させていただいております。「景色が良い場所に家を建てたい」「リビングを広くしたい」など、お客様の想い描く理想やイメージを是非とも一度お聞かせください。 1級建築士が考える崖地(傾斜地)での家づくりについてのブログもございますので下記よりぜひご覧ください。 傾斜地を活かした建物の魅力 崖地(傾斜地)での建築の安全性について 今回ご紹介した物件の概要はこちらから STAFF:髙田

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備え
この度の地震により被災された皆様ならびにそのご家族、関係者の方々には衷心よりお見舞い申し上げます。 ニュース等の報道による甚大な災害や、今なお続く余震による被害を見ると愕然としています。建築を通して命に係わる仕事をしているものとして、改めて備えを見直し、災害に対して準備が必要であると痛感させられました。そんな思いで私なりにブログを書かせて頂きます。 地震による災害被害には大きく分けて1次災害と2次災害があります。 まず、1次災害と言われる地震が直接的な原因となる建物の倒壊、地すべり、液状化現象(地震により地下水が湧き出し地盤が液状の様な状態になる現象)があります。特に建物の倒壊に注意すべき情報の一つとして建物がいつ建てられたかがポイントになります。 1981年(昭和56年)5月31日以前の建物は注意が必要です。この時期に旧耐震基準から新耐震基準に建物の基準が変わっているからです。難しい事は抜きに分かりやすく言いますと旧基準は「震度5強程度に倒壊しない」基準に対して、新基準は「震度6強~7程度に倒壊しない」基準に設定しているからです。この数年の地震からわかるように震度5強以上の地震はざらにあります。実際に阪神・淡路大震災では、この二つの基準の差は顕著に表れています。一つの目安にされて耐震を考えるのも良いかと思います。 次に近年の災害被害に多い2次災害です。これは地震の影響により連鎖的に発生する災害です。一般的に火災、津波、ライフラインの寸断、余震などがあります。 この中で最近の地震で被害の多い火災と津波についてご説明させて頂くと、火災の原因として電気・ガス暖房機器、調理器による転倒、電子機器・コードの破損によるケースがよく上げられるほか、見落としがちな電気の復旧によって電気機器のあやまった火災が引き起こす場合があります。日ごろから電気ブレーカーやガスメーター、元栓などは位置や使いかたなどはご確認して頂いたほうが良いと思います。又、最近では漏電ブレーカーの他に揺れを感知するブレーカーも有りますのでご心配の方は考えてみるのも1つの方法だと思います。 次に津波ですが一般の住宅は残念ながら地震による揺れや、台風による風などは考慮しながら設計していますが、津波による水圧などは完全に耐えられるようには考慮されていません。時代の進歩と共にこれらは改良されていくとは思いますが現状で…

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安全と平和への祈りを込めて
本来なら新年の御挨拶を述べるべきではございますが、今年の元旦は北陸の皆様には突然の出来事で心中お察し申し上げます。皆様方が無事である事を心よりお祈り申し上げます。 当社の社員も能登に帰郷しており、気が気でなかったところではございますが、先ほど連絡があり、無事を確認できました。 改めて、お医者様方のように命を救うことはできませんが、私たちの仕事は命を守ることだと感じました。22年前に一級建築士を取得してから、私自身はデザインよりも命を守れるかどうかを第一に仕事をしてきました。少しでも多くの方達の大切な命を守るべく、これからもより一層気を引き締めて邁進してまいります。 代表取締役 牧田久義

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思いを形に
皆様が家づくりを考えるとき、いくつ夢や希望がありますか?いろいろと調べたり見学にいくうちに、理想がどんどん膨らんで、ああしたい、こうしたい、が増えていくのではないでしょうか。私たちも打ち合わせの際、お客様から、これは無理難題ではと思えるご要望をいただく事もあります。でも、そんな時こそプロとしての腕の見せ所! 私たちは決して簡単に無理とかできない、とは言いません。もちろん、プロとしてお勧めできない要望であれば無理となりますが、お客様の喜ぶ顔が見たいし、作り手としても難しいことができたら嬉しい。なので、どうしたらできるのか。。。を一番に考えています。無理と言ってしまえば楽な事もたくさんあるんです。でも、当社の設計者と工事担当者は、お客様のために今日も楽しみながら悩んでおります。お客様と一緒に悩むからこそ、出来上がったときの喜びはひとしおです。普通では無理と言われてしまう事でも、私たちであれば叶えることができるかもしれません。諦める前にぜひ一度、私たちに投げかけてみてください。 Staff : 小林

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3m以上の高低差
当社で『崖地』として扱うのは隣や道路から3m以上の高低差がある場合です。一般的には不動産情報では『傾斜地』という呼び方で紹介されています。それ以下の高低差は『平坦地(へいたんち)』であったり『平地(ひらち)』という呼び方をします。 他社と呼び方が違うのは何故か。あまり深い意味はないのですが、不動産情報で『崖地』と記載しないのは、その呼び方のがあまりいい印象を与えないという先入観からではないでしょうか。 では当社は何故『崖地』と呼ぶのか?その呼び名の方が個性があると感じているからです。また、当社は『崖』であることをマイナスの情報として捉えるのではなく、プラスの情報としてしか捉えていないからこそ『崖地』と言うようにしています。 建物が建っていないそんな土地を見にいくと、きっと皆さんは圧倒されることでしょう。しかし当社は違っています。必ず現地に行って確認しますが、毎回崖地を見る度に『なんて可能性の広がる土地なのだろう!』とワクワクします。 高低差の傾斜も違えば、傾斜ができる位置も違う。道路より高いところもあれば、低くなっているところもある。その土地によって全て考え方が変わるため、同じような家は造れないのです。常に『崖地』を扱っている当社だからこそ、崖地に対するアイデアと経験が豊富です。 そんな崖について一度語り合ってみませんか? 代表:牧田 久義 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1級建築士がご相談を承ります。・ハウスメーカーとの家づくりの違い 建築家をもっと身近に感じてください。・「毎日を上質に暮らす」為のヒントを、豪華さや使いやすさだけではない、 建築家ならではの細やかな提案をお聞きすることができます。・建築家だからできる! 狭小地、変形地、傾斜地で快適すまいをつくるコツと価値をお伝えします。・生活を感じさせない空間づくりに大切なのは家事動線と収納=お客様にあった家事動線を 1級建築士に相談してみませんか?・提案はさせていただきますが、押し付けや一方的な売り込みはいたしませんのでご安心ください。 思う存分オモイを伝えてください。 完全予約制◇ご予約サイトはこちら!◇ ..............................................

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会社設立10年という節目
当社の事業をより多くの人に見て欲しいという願いから、この度ホームページを新しくさせていただきました。 ここで皆様に当社の事業を少しご紹介したいと思います。当社が勧めている『希少地』。これは当社独自の呼び方でありますが、崖や傾斜地、三角形や五角形といった変形した土地のことを総じて『希少地』と呼んでいます。 希少地って何がいいの?と思われる方が多いかもしれませんので、今回はその魅力についてお話ししたいと思います。一般的に崖地や変形地は人気が無いとされています。その理由は、大手ハウスメーカーや多くの建築会社がそういった土地を好まないので人気が無いと言われてしまっています。何故好まないかですが、簡単に言うと平らな土地に四角い家を造ることが家を造る側が楽だからです。 経験もそれほど必要ない、早く多く建てたい会社がほとんどだからです。 なぜ当社はそういった土地をわざわざやるのかですが、そういった土地の方が個性あふれる家ができるからです。面倒だからと避けてしまうのではなく、人がやりたがらない事をやることで得られる感動が多いからです。 そう思った私は住宅ローンをいっぱい借りて、自ら崖地を購入して自宅を造りました。申請や計画に苦労しましたが、今までにない素晴らしい家を手に入れることができたのです。 良かった事をあげていくとキリが無いのですが、一番は家から見える景色が最高という事です。住宅密集地でありながら、土地が段々になっている崖地は目線や日光を遮られることが少ないんです。開放的で、家にいるのに景色がいい。毎日がリゾートホテルに泊っているかの様な毎日を手に入れることができたのです。 個性的な土地だから個性的でオンリーワンの家造りができる。当社はそう考えるからこそ『希少地』専門の住宅会社になろうと決めました。 まだまだ良さは語りつくせませんので、またこのブログで紹介させてもらえたらと思います。 エグセファーム株式会社代表取締役・一級建築士 牧田 久義

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