Exce firm | garden peaks STAFF BLOG

No.3 希少地が喜ばれる理由
「この土地では家を建てられない」と諦めてしまう方が多い中、エグセファームはその常識を覆します。 崖地や傾斜地、狭小地、変形地など、一般的には敬遠されがちな土地──エグセファームが「希少地」と名付けた土地こそ、住む人にとって最高の住環境になり得るのです。 ●聞いたことがない提案、想像を超える設計 崖地や傾斜地の場合、一般的なハウスメーカーや建築会社では、まず「擁壁を作って土地を平らにする」という提案がなされます。 しかし、これはコストがかさむだけでなく、土地の魅力を削ってしまう手法です。 一方、エグセファームのアプローチは異なります。 擁壁にかける費用を建物に回し、土地の高低差や形状を活かした設計を行うのです。 例えば、階段状に建物を配置することで、擁壁を作らずに住空間を最大限に活かすことができます。 これにより、 開放感のある吹き抜けやユニークな間取りが生まれ、想像を超えた快適な住空間が実現するのです。 さらに、傾斜を活かすことで、土地に立っただけでは想像もできないような絶景が広がるリビングやバルコニーを作ることも可能になります。 ●竣工時の感動——想像以上の住みやすさ エグセファームの家は、設計図を見た段階で「こんなことができるのか!」と驚かれ、実際に住んでみると「想像以上に快適だった」と感動されることが多いのが特徴です。 例えば、通常の吹き抜けは空調の効率が悪くなりがちですが、エグセファームでは空気の流れを計算し、夏は涼しく冬は暖かい空間を実現しています。 また、階段状の設計による段差や天井の高さの変化が、単なるデザインの工夫にとどまらず、実際に住む上での快適さにも繋がっているのです。 ●希少地ならではの景色の価値 希少地の最大の魅力の一つが 「唯一無二の景色」 です。 一般的な住宅地では、周囲の家と高さが揃うため、窓からの景色は隣家の壁になりがちです。 しかし、傾斜地や崖地なら、リビングの大きな窓から遠くの山並みや街の夜景が一望できるような設計が可能になります。 実際に、エグセファームの施工事例では、「完成した家のバルコニーに立った瞬間、2キロ先にある実家が見えて驚いた」というエピソードもあります。 建築前の土地では想像もつかなかった眺望を手に入れた喜びは、他の住宅では得られない特別なものです。 また、景色の良さは資産価値の向上にもつながります。 マンション…

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No.2「常識を捨てたら家は広くなる」—本当の自由設計とは何か?—
住宅設計の世界では、「自由設計」という言葉をよく目にします。 しかし、その多くは企業側の都合によって制約された「限定的な自由」に過ぎないことが多いのです。 僕が考える「本当の自由設計」とは、ただ選択肢を増やすことではなく、そもそも当たり前と思われている常識や制約を取り払うところから始まります。 ●「自由設計」の矛盾 よく見かける住宅ブランドや建築プランでは、「自由設計」とうたっていても、実際は決まった規格の中から選ばされているだけ、なんてことが多いんです。 例えば、柱と柱の間の距離、天井の高さ、外壁の形状など、見えない「ルール」が存在していて、それが設計の自由度を縛ってしまっているんです。 僕自身、以前はそういった枠組みの中で設計をしていましたが、次第に「これって本当に自由と言えるのか?」と疑問を持つようになりました。 お客様の要望に応えたいのに、会社のルールや効率化のための制約に縛られて、思うような提案ができない。そんな経験が、今のエグセファームの家づくりに繋がっています。 ●希少地だからこそ叶う、本当の自由 「希少地」とは、僕たちが定義している、家を建てるのが難しいとされる土地のことです。狭小地、変形地、崖地なんかが代表例ですね。 多くの人は、こういった土地には制約が多くて自由度が低いと思いがちですが、実はその逆なんです。決まったパターンで対応できないからこそ、ゼロから自由に考えることができる。これが、本当の意味での自由設計だと考えています。 僕たちは、構造に間取りを合わせるのではなく、まず「どんな暮らしがしたいか」というところから考えます。家族の動線や生活スタイル、機能美を大切にして、その理想の間取りに合う構造を選んでいきます。この逆転の発想こそが、土地の個性を最大限に活かし、唯一無二の住まいを生み出す方法なのです。 ●選択肢があること、それが「自由」 本当の自由設計というのは、施主が「選ばされる」のではなく、自分で「選ぶことができる」状態のことなんです。 僕たちは、木造軸組工法、軽量鉄骨工法、鉄筋コンクリート工法、SE構法など、さまざまな工法を扱っています。お客様の予算、デザインの好み、ライフスタイルに合わせて、最適な方法を選ぶことができます。 ここで大事なのは、「選択肢がある」というのが単なるオプションの話ではないということです。企業の効率や生産性を優先…

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No.1希少地ケーススタディ—こんな悩みありませんでしたか?
「この土地では家を建てられない」「予算オーバーになりそう」と、不動産業者や住宅メーカーに言われて、理想の土地を諦めかけていませんか?実はそれ、知識やノウハウの不足が原因かもしれません。 エグセファームなら、崖地や狭小地、変形地といった“希少地”に対する確かな技術と経験で、解決策を見つけます。 ●希少地とは? エグセファームが提唱する“希少地”とは、一般的には家づくりが難しいとされる崖地や狭小地、変形地などを指します。 通常の住宅メーカーでは、平坦な土地にしか対応できず、希少地に対しては「擁壁を作るしかない」「コストがかかりすぎる」といった否定的な意見が出がちです。 しかし、これは建築や造成に関する知識不足からくる誤解です。 ●“できない”のではなく“やり方がある” 一級建築士の視点から見ると、希少地には独自の魅力があり、工夫次第で理想の住まいを実現できます。 例えば、傾斜を活かした多層構造、変形地にフィットするデザイン、狭小地での空間効率を最大化するアイデアなど、無理に土地を改造せずに活用する方法は多数存在します。 エグセファームは、既成概念を捨て、柔軟な発想と経験に基づいた提案で、無駄なコストをかけずに最適な家づくりを実現します。 ●希少地購入の不安を解消 土地を購入する際、多くの方が「ここに本当に家が建つのか?」「どれくらいの費用がかかるのか?」といった疑問を抱きます。不動産業者や住宅メーカーの多くは、造成の知識を持たず、正確な見積もりを提示できないことがほとんどです。 その結果、「追加コストが発生するかもしれない」と不安を煽られ、諦めてしまうケースが多発しています。 しかし、エグセファームは違います。 土地の特性を事前に徹底的に調査し、隣接地の状況や法規制なども考慮した上で、的確なプランを提案します。 そして無駄な造成工事を回避し、必要最小限のコストで理想の住まいを実現します。 ●実績が証明するエグセファームの強み エグセファームでは、希少地を活かした住宅を数多く手がけてきました。 例えば、通常では「擁壁を作らなければならない」と言われた崖地でも、独自の設計手法により擁壁なしでの建築を成功させた事例があります。 これにより、土地の個性を活かしながら、コストを抑えて快適な住まいを提供しました。 ●諦める前にご相談を 土地の特徴を活かした設計を行うことで、思いも…

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希少地を活かすとは?
「土地の個性を引き出し、機能美を追求した住まいを創る」——これがエグセファームの掲げる家づくりの信念です。「希少地」とは、狭小地、変形地、崖地といった一見すると住宅建築に不向きな土地を指します。この言葉自体、他社が敬遠するような土地に新たな価値を見出すため、エグセファームが生み出したものです。 土地の良さを探す、活かす僕は、どんな土地にも必ず「良いところ」があると信じています。その土地の長所を活かすことこそが、理想の住まいを作り出す鍵だと言います。「希少地」に足を踏み入れ、景観や地形、日当たりを観察し、その土地が持つ魅力を引き出すためのk計画をするのが、エグセファームの最初の一歩です。 例えば、崖地であれば擁壁を作って平らにするのではなく、段差を利用した家を建てることで、上下に広がりを持たせ、眺望を活かす設計を行います。これにより、建築コストを削減しつつ、唯一無二の住まいが完成します​。 決まった型にとらわれない設計一般的な建築では、広い平坦な土地に四角い家を建てるのが「常識」とされています。しかし、エグセファームはこの常識に縛られません。「土地に家を合わせる」のではなく、「土地を活かしながら、その地形に最適な家をデザインする」ことを重要視しています。変形地や狭小地でも、土地の形をそのまま活かし、視覚的な広がりを感じる住空間を提供することを得意としています​。 機能美を追求する設計「見た目が美しいだけの家では意味がない」と僕は思います。エグセファームが目指すのは「機能美」を追求した家。暮らしやすさを第一に考え、細部にわたって設計を工夫しています。例えば、光を多く取り込むための窓の配置や、階段の設置場所など、家の隅々にまで配慮が行き届いています。無駄な廊下を減らし、リビングを広くするなどの工夫によって、限られた面積でも開放感のある家を実現します​​。 想像以上の暮らしを提供する希少地で建てられた家は、周囲と一線を画す個性的な住まいです。「狭小地でも広く感じる」「日当たりの悪い場所でも明るく暮らせる」といった、住む人に驚きと感動をもたらす家づくりを行っています。こうした工夫の積み重ねが、エグセファームの希少地工法を支えています​。 希少地を活かす価値エグセファームの手掛ける希少地工法は、不動産価値を向上させる効果もあります。他社が手を出さない土地を魅力的な住宅地に変え…

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希少地(崖地、傾斜地、変形地)をプラスイメージで考える
「変形地や狭小地、崖地といった希少地にどんな家が建てられるのだろう?」多くの方がこうした土地にマイナスイメージを持っています。しかし、エグセファームはその概念を覆します。希少地とは「建築に挑戦を与える土地」とも言えるのです。土地の形や条件が一見厳しく見えるからこそ、エグセファームの得意とする独創的な設計と技術が生きます。 僕は、大手ハウスメーカー在職時、「できません」と断らざるを得ない場面を数多く経験しました。しかし、それが強く心に残り、「本当に無理なのだろうか?」という疑問が消えませんでした。退職後、エグセファームを創業し、「常識を捨てる」設計に挑戦することで、多くの「できない」を「できる」に変えてきました​​。 例えば、狭小地に家を建てる場合、他社は「予算的に3階建てしか無理」と提案しがちです。しかし、僕たちは2階建てを採用し、屋根形状を工夫することで上部からの採光を確保。 日当たりを重視するお客様の希望を叶えるだけでなく、快適さも追求します。傾斜地においても、土地の形状に合わせて掘り込む設計を採用。防音効果のある地下室として活用するなど、土地そのものが持つポテンシャルを最大限引き出します。 希少地という言葉は、僕たちエグセファームが提唱した概念です。多くの建築会社が「変形地」「崖地」として敬遠しがちな土地を再定義し、「価値ある土地」に変える発想の象徴です。僕はこう考えます。「地形そのものと対話し、その土地が持つ特徴を活かすことで、ただの土地が人生の舞台へと変わる。」この発想が多くのお客様に支持され、現在では名古屋を中心に希少地の可能性を啓蒙する活動も広がっています​​。 エグセファームの設計思想は「アイデアが限界を超える」ことを実証し続けています。希少地だからこそ実現できる独自性のある住まいづくり。それは単なる建築技術の発展ではなく、土地の価値を再発見する行為です。「常識を捨てれば、家は広くなる」という理念をもとに、僕たちはこれからも日本各地で新たな住まいの可能性を生み出していきます。 土地と家の化学反応がもたらす感動を、あなたも体験してみませんか? 代表:牧田 久義

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不動産広告のアレ
突然ですが、土地をお探しの際、広告で「セットバック」という言葉を見かけたことがありませんか? 何も知らず「要セットバック」の土地を購入してしまうと後から家づくりで後悔してしまうケースもあるかもしれません。 今回はそのことについて少しお話させていただきます。 そもそもセットバックとは、道路幅が狭い場合(4m未満)に敷地の一部を道路として供出することであり、建物を建てる際は法律的に原則として幅が4m以上の道路に接する必要があるとされています。セットバックする目的としては、 ・消防車や救急車など緊急車両の進行をスムーズにするため ・狭い道路を拡幅することで、日照や採光、通風の確保がしやすくなる 大きくはこの2つになります。 では実際どのようになるかを図にまとめました。(2パターン) ケース1:道路が3mの場合、4m確保のため道路境界から50cmずつ後退する ケース2:道路が3mの場合、向かい側に建物がないため道路境界から1m後退する 図からわかるように、セットバックした分、土地は狭くなります。そのため土地価格については相場よりも比較的安く販売されているケースがほとんどです。セットバック後も十分に面積が確保でき、ご計画に支障がなければその土地を選ぶのも一つの選択肢かもしれません。 土地が安いからといって何も注意せず購入してしまうと、後から新築をご計画された際に希望通りの広さを確保できない可能性が出てきます。 当社は建物だけでなく土地探しからのご相談も大歓迎です。ご家族のライフスタイルや理想の空間など様々な要素を踏まえて、それぞれに合った土地を選定しご提案させていただきます! <余談> TECTURE AWARD 2025という建築・空間アワードに当社の実例を応募させていただきましたが、結果としては残念ながら予選通過ならず、、、でした。 全国の応募作品を見ていましたが、一つひとつに物語があり、多様性あふれるデザインばかりでとても興味深かったです。 投票は終わってしまいましたが、まだ見ていない方はこちらから是非ご覧ください! staff:髙田

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『希少地』という言葉が生まれた理由
エグセファームが提唱する「希少地」という言葉は、不動産業界の常識を覆す新しい視点から生まれました。 不動産情報では、崖地や狭小地、変形地などはネガティブな特徴として扱われ、「扱いづらい」「価値が低い」と見られがちです。 しかし、エグセファームではこれらの土地を「希少地」と名付け、ポジティブな価値へと転換しました。 この発想の背景には、土地を「希少物件」として扱う従来のやり方への違和感がありました。 不動産広告で「希少物件」と銘打たれる土地は、駅近や人気エリアといった理由で早い者勝ちを強調することが多い一方、 土地の形状や特徴を理由に価値を否定される土地が数多く存在していました。 この不動産業界の二重基準を前に、エグセファームは「なぜ土地の形状や条件をポジティブに捉え直せないのか?」と考えたのです。 そして「希少地」という言葉を発案し、「独自性があり、魅力を引き出せる土地」としてその価値を再定義しました。 「希少地」という言葉は、社会に2つの大きなプラスの影響を与えています。 まず、建築家や設計士にとっては、創造性を存分に発揮できる場を提供しています。 通常の四角い平地では、過去のテンプレート設計を応用することが多く、建築士の技術が埋もれてしまう場合があります。 しかし、希少地は形状や特性が一つひとつ異なるため、毎回ゼロから設計を考える必要があり、設計士としてのスキルや感性を磨く絶好の場となります。 エグセファームは、この土地と設計者の対話を大切にし、設計士の能力を最大限引き出す環境を整えています。 次に、住む人にとっても大きなメリットをもたらします。 希少地工法®を用いることで、傾斜や変形をそのまま活かし、個性的で住み心地の良い住まいを実現できます。 これにより、土地を平らにするための無駄なコストを削減し、その分を建物に投資することが可能になります。         ▼ 建物で土地の段差を解消! お客様の希望や個性を最大限反映させた住まいを提供することで、まさに「その土地だからこそ実現した家」が生まれるのです。 また、「希少地」という考え方が普及することで、社会的にもプラスの変化が期待できます。 これまで「価値が低い」とされてきた土地が、「唯一無二の可能性を秘めた資産」として再評価されるようになり、地域の土地利用の多様性や活用方法が広がるでしょう。 エグセファーム…

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休日は。。。
先日、静岡県の河津町で開催された OMM JAPAN 2024 KAWAZU へ参加してきました。 河津桜で有名な観光地です。 どのようなイベントかというと オリジナル・マウンテン・マラソン(OMM)は「自分自身の山岳スキルをテストする場」として1968年のイギリスで、山を愛する有志たちによって創られました。以来50年以上、毎年開催されているもっとも歴史ある山岳レースです。 日本上陸は2014年。おかげさまで今年10周年を迎えます。 あえて気候条件の厳しい晩秋に開催される1泊2日のレースです。参加者は必要な装備すべてをバックパックで携行し、ナビゲーション力やセルフエマージェンシー力、判断力など、全てのマウンテンスキルを駆使して挑みます。 山岳地を安全かつ正確に行動するための経験や体力はもちろん、ナビゲーションスキルと野営技術が不可欠であり、まさに「山の総合力」が試される山岳レースです。 以上、ホームページより抜粋 というものです。私は今回で4回目の参加となりました。 毎年、ScoreMediumというカテゴリーでの参加です。 上の地図を読みながらオレンジと白のフラッグを探してポイントを取り、その得点で順位を競います。 途中、急登や沢を渡ったりと、なかなかアドベンチャーな雰囲気漂うこのレース。 途中、道なき道を行くので、藪を漕いだり山中を彷徨ったり。。。 ですが、とても楽しく充実した二日間でした。 こんな感じで、休日でも崖と戯れております。 ちなみにこちらのレース、ScoreMedium女子の部で優勝してきました✌。 ↓ご興味のある方はぜひともご覧ください。 OMM JAPAN 2024 KAWAZU – OMM JAPAN OFFICIAL 仕事でも崖地を制覇するべく、日々精進したいと思っております。 staff:小林

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天白区音聞山の土地(地下鉄八事駅)
今日は当社の建物の考え方から、どういった家ができるのかを実際の土地を参考にしながらご説明させていただきます。 場所は名古屋市天白区音聞山、地下鉄名城線・鶴舞線の八事駅から徒歩7分の場所にあります。 このような200坪の傾斜地になります。この土地をぱっと見て『欲しい!』と思う方は少ないでしょうね。なぜなら、どんな家が建つか想像できないからです。おそらくこの土地が欲しいと思って今相談している建築会社に持っていくと『この土地はやめておきましょう』と言われてしまうかもしれません。 その理由は、その会社にとって計画が難しく申請も大変だからです。宅地造成区域、風致地区、名古屋市中高層条例等・・・ できれば建物の確認申請だけで終わるような土地を持ってきてほしいと思っている会社がほとんどです。私たちはこういった土地だからこそ特別な家ができると考えています。 この土地に家を建てて、2階からどのように見えるかがこの写真になります。視界が開けて良い土地だと思いませんか? このような土地に家を建てていく方法は以前ご紹介させていただきましたが、今回一つの参考例として計画を作ってみました。手書きなので見にくいことをご了承ください。 まず道路側にガレージをつくります。それで3.5m~4mぐらいの高低差を処理します。そうすることによって上に家を建てた時に土の流れ出しを防ぐことができるからです。ガレージの横から階段を上っていき、玄関があります。(ガレージ内から階段で直接家に入ることも可能です) 玄関ホールから少し階段を上ったところに洋室を配置していき、その奥でまた階段を少し上ったところに寝室と家族全員のクローゼットを配置しました。 このように傾斜に合わせて階段状に1階をつくっていきます。その結果玄関の天井が高くなったりもします。 続いて2階です。家からの景色を優先してリビングは2階にします。カーテンを開けっぱなしで生活してもプライバシーが守れる中庭を採用して、中庭側は上から下までの大きな窓を連続させます。同じく洗面所や浴室も中庭側に向けることで外部からの視線を気にしないで開放的になります。 バルコニーからの景色は2枚目の写真のような景観となります。 道路から見た外観と建物を切った時の断面はこのようになります。道路からの目線を気にしないで、開放的に暮らす。傾斜地ならではの天井高さや他にはないオンリー…

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2025年問題
今回は、今後の不動産価格の動向について少しお話させていただきます。 既に「2025年問題」を耳にしている方もいらっしゃるかもしれませんが、これは日本における高齢化がもたらす大きな社会問題となっています。団塊世代の方が75歳以上の後期高齢者となることで社会保障費の負担が増えることや、働き手の不足などが問題視されていますね。またこれらが今後の不動産にも大きく影響していくのではないかと予想されています。 具体的には以下の3点が挙げられます。 ・空き家の増加 ・相続不動産の売却が増加 ・立地適正化計画による不動産価格の下落 立地適正化計画とは一言でいうと「コンパクトな街づくり」ですが、住居に加えて医療関係、商業施設をまとめて立地させることで、生活利便性の維持・向上を図る計画のことです。コンパクトな街づくりが進行すると、そこから離れた地方の不動産価格が今後下落する可能性が考えられますね。その一方で価格が上昇するところもあります。 物件情報で「都市機能誘導区域」や「居住誘導区域」という単語を見たことありませんか? それらも計画の一部で、そのような場所では生活利便性の高さ故に人が集まりやすくなるので、今後地価が上昇する可能性が高まっていくのではないかと予想できます。 2025年問題が不動産価格の下落の一因になるおそれはありますが、「2025年」をきっかけに大暴落することは考えにくいですね。すでに進行している少子高齢化問題がより顕著になるきっかけになる、といったイメージでしょうか。。。(2024年の地価公示は全国の全用途平均で+2.3%で、3年連続上昇となっています) 先程もお伝えしましたが、価格が下がっていく不動産もあれば上がる不動産もあります。木造住宅の資産価値は築20年でほぼゼロに近いものになると言われていますが、土地の価値はゼロになることはなく常に変動しています。 今後の土地探しでお困りな点がございましたら是非当社まで一度ご相談ください。お客様の理想のマイホーム計画に少しでもお役立てできれば幸いです! STAFF:髙田

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