当社の得意分野の一つに崖地での建築がございます 私も普段から、崖地に建てられている建物につい目が行ってしまいます その一例としてお城 今回は世界遺産でもあり、現存12天守の一つである姫路城をご紹介 崖地に建っている建築物とはまた違いますが、崖地建築のヒントをたくさん得られます 天守までのアプローチはまあまあ登りますが、 天守を遠くに見ながらワクワクする瞬間でもあります 私たちが計画する崖地でもアプローチは大変重要な部分になります アプローチからマイホームがどう見えるか、デザイン力が問われますし 帰宅するのが楽しくなるようなアプローチにしたいとも思います 外観は5階建てですが、実際は地上6階地下1階です 崖地を利用して建てると、外観からは想像できないような 内部空間であったりします 中に入ると高低差のある空間をうまく利用しているところがたくさんあります 現代でいったらスキップフロアであったりロフトという感じでしょうか 趣味の空間としても使えるし、収納としても使える楽しく便利な空間であります こんな遊び心のある空間を作れるのも崖地ならでは、ですよね! 皆さまの考える遊び心のある空間とは?? そんな遊び心がぎゅっと詰まった家づくり、ご一緒できたら嬉しいです。 小林
今回は、建物完成時に行う竣工式 清祓式(きよはらいしき)とも言いますがお話致します。 建物を使用するにおあたり建物を清め払い安全を祈願する式で、建物工事中 若しくは、建物材料に不詳な物があるかもしれないのでそれらを取り払う為に行う 着工依頼の神助、加護を感謝し新しい建物の永遠の安全とお施主の繁栄を 祈願をするという意味合いで行います 神事ですので神主さんを呼んで行います。 でも最近では、住宅に関してしたという話は聞きませんね 商業施設やお店でやるのは、会社関係者やお店のお披露目の意味合いの方が強いかんじがします。 建物に関わる神事についてお話してきましたが、地域によっては上棟の時イワシを焼いて煙を家に付けて魔除けとか、小屋裏に墨を置いて火事にならないようにとか、かごを小屋裏において泥棒よけ 竣工時には、一番風呂は他人様にとか、トイレでうどん食べてもらうとかあるそうですが それも最近は聞かなくなりました。(私は、お施主様の家のトイレでうどんは食べました) このような神事やならわしは無くなってきている傾向にあるのですが、 家は商品ではなく、何か特別な物という事がこのような事から感じられます。 家に携わる以上このことを忘れず造っていこうと改めて思います。 欲賀
こんにちは!またもや私、MAYが投稿させていただきます。🙇♀️ 今回は、改良工事のご説明いたします。建物の基礎となる地盤が弱い場合、時間が経過するにつれ地盤沈下が起こり、建物が倒壊する危険性が高まります。そのため、建物を安全に支えるための地盤補強工事を行います。地盤改良工事は、建物の安全性を確保するために非常に重要です。地盤改良工事を行うことで、建物の寿命を延ばすことができます。また、地盤改良工事を行うことで、建物の価値を維持することができます。✨ 地盤改良工事には、①表層改良工法、②柱状改良工法、 ③小口径鋼管杭工法などがあります。それぞれの工法にはメリットと注意点があります。工法によって費用も異なります。 ① 表層改良工法・・・セメントを使用して地表周辺を固める地盤改良工事のことで、地盤の軟弱な部分が地表から2mまでの浅い場合に用いられる工法です。 表層部の軟弱地盤部分を掘削し、セメント系固化材を土に混ぜて十分に締固めて強度を高めます。 メリット・・・表層改良工法のメリットは、改良深度が浅い場合は比較的リーズナブルで、小型の重機でも施工が可能な点です。また、地中にコンクリートや石などが混入していても施工できる点も大きな特徴と言えます。 注意点・・・注意点は、勾配のきつい土地では施工が難しい場合があることです。また、地盤改良面よりも地下水位が高い場合は対応できません。施工者のスキルに依存しやすく、実績を積んでいないと仕上がりの強度に影響する点も気を付けたいポイントです。 向いている土地 ・・・表層改良工法に向いている土地は、勾配があまりなく、地下水位が地盤改良面よりも低い土地です。 ② 柱状改良工法・・・円柱状に地盤を固めた改良杭によって建物を支える地盤改良工事のことで、軟弱地盤の深さが地中2~8mの場合に用いられる工法です。 地中に直径60cmほどの穴をあけ、良好な地盤まで掘ります。 地盤を掘る過程で水を混ぜたセメントを注入して土と混ぜて撹拌し、円柱状の固い地盤を築くことで強化する仕組みです。 メリット・・・柱状改良工法もまた、比較的リーズナブルで住宅の地盤改良工法として多く採用されています。また、支持層がなくても施工できる場合があるといった点もメリットです。 注意点・・・特定の地盤(有機質土など)では、セメントが固まらないといった固化…
今回は、当社が得意とする傾斜地に建築するとはどんな感じなのか想像がつきづらいと思いますので1つプランを紹介させて頂きます。 一般的に傾斜地で建物を建てる時は、高い地盤まで擁壁(高い壁)とそこまでの階段を造成してから建物を建築します。 しかし、この場合は無駄に階段の数が増えたり、造成費用が掛かってしまいます。当社では傾斜地にそった建築をお勧めしています。これによってスムーズにアプローチができますし、造成費用を建築物にまわすことが出来ます。 その他、メリットとしては傾斜地に建てることで必然的にスキップアロアー(床の高さが各スペースで変更する空間)になることで視線や動線のつながりが生まれて、立体的に空間を演出できます。また、各フロアーが1F、1.5F、2F、2.5Fの様に分かれることで窓が近隣とずれやすくプライバシーを保ちやすいです。 この様なプランにご興味がございましたら是非当社にご相談下さい。 &…
崖(傾斜地)の上に家を建てるのは安全か?と質問を受けることがあります。 ニュースとかでがけ崩れを見ると不安になりますよね。 そこに建物を建てる際に当社は以下のことに気を付けています。 ①盛土か(もりど)?(元々あった傾斜の上に土を新たに入れて地面を上げた場所) ②切土か?(きりど)(元々あった傾斜を削った場所か) 当社では1級建築士が見て判断していきます。 なるべくなら①を避けていくようにしていきます。何故ならがけ崩れというのはこういった場所で起きることが多いからです。②は基本的に硬い地山(じやま)の場合が多いので、崩れる可能性が低いのです。 どうやって調べるかですが、『地質調査(地盤調査)』によって、過去に盛土したかどうかも判定していきます。調べた結果を見て、盛土の土地か切土の土地かを見極めていきます。 私たち建築士だけの判断だけでなく、地方自治体によって基準が違いますが、『がけ条例』といった基準も日本には設けられています。 このように、高低差がある場合に建物をどの位置に建てれば安全か、どういった対策をしていけば安全かといったことが決められています。 崖地の上って見晴らしがいいですよね!安全な土地かどうかを見極めて、安全にかつ快適に提供できるように今後も考えていきたいと思います。 代表:牧田
この度の寒波はなかなか手強かったですね。 私は北陸出身なので雪に耐性はあるのですが、年齢を重ねる毎に寒さが体に堪えます・・・ 今回は、敷地奥半分が1.5m~2m高くなっている「希少地プラン」を紹介します。 ポイントは3点 1.土地形状をそのまま活かし、建物内の階段で高低差をスムーズに解消。 2.1階と2階の中間にあるLDKの上部は、全て開放的なハーフ吹抜け。 3.リビング前の主庭は、スクリーンを活用してプライバシー配慮。 クセのある土地での建物プランは、是非エグセファームにご相談ください! Staff:村井
この度の能登半島地震において、被災された皆様に謹んで地震災害のお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。 地震大国日本と言われますが、このような災害がおこるたびに、地震に強い家づくり、というワードが上がってくると思います。と同時に、昔の建物だから、木造だから、地震に弱い、等と木造住宅を不安視する声も少なからず聞こえてきます。 勘や経験で家を建てていた時代もありますが、想定外の大きな災害を経験するたびに、基準を底上げすべく法整備も進められ、改善されている事もたくさんあると思います。 先日、休暇を利用して、世界遺産である富岡製糸場へ行ってきました。こちらは「木骨レンガ造り」という構造でして、 木梁を二重に用い、 トラス構造を採用し、瓦屋根・レンガの外壁という重い素材にも関わらず、大空間を実現しております。これが明治時代の建築物というから驚きです。 こういう建物を見るたびに、設計者としては木造の可能性を感じますし、後世に残り続ける建物を建てたいと強く思います。 当社が採用しているSE構法は、木造ではありますが、勘や経験で部材を決めるのではく、きちんとした構造計算を元に設計しております。大空間を実現しつつ、災害に強い住宅を作るのに、とても理に適った構法であることは間違いありません。 今回は木造について触れましたが、当社は木造以外の工法にも対応できます。 お客様のご要望、土地状況に合わせ、最適なプラン・工法を御提案させていただきます。 少しでも興味を持たれましたら、どうぞ、一度、お問い合わせください。 担当:小林
地盤調査 ってなに。。。。 この度の地震によって引き起こされた悲劇的な出来事に対して、心を痛めています。被災者の方々には、心からお見舞い申し上げます。 建物を建設する前に大切な要素として「地盤調査」があります。どんなに耐震性の高い家をつくったとしても、地盤がおろそかだと、家の重量や地震、台風などによって建物が傾いたり、沈下したり大きなトラブルが生じる可能性があります。ですから、建物を建てる上で大切な要素なのです。 しかし、いきなり地盤調査をするわけではございません。地盤が固いだけでは建物を安全に保つことができないからです。なぜならば、土地の特性によって土地の標高や地形、地質、地盤の種類、地下水位、埋立地、地震の発生頻度などで安全性が変わってくるからです。例えば酸性の強い土があるとセメント系の地盤改良する時に硬化しない不具合が出たり、地下水位が高いと地盤面に空洞ができたり、液状化現象がおきたりするからです。以上のことを考慮して地盤調査を行います。 地盤調査の方法には、一般的に3つの種類があります。ここでは、それぞれのメリットとデメリットについて解説します。 1⃣スウェーデン式サウンディング試験・・・先端にドリル状の部品(スクリューポイント)がついた鉄の棒(ロッド)を地中にねじ込んで地盤強度を測定してます。 メリット ①調査時間が短くて済む。 ②費用が他の調査に比べ安価。 ③狭小地、傾斜地でも調査が可能。④ポイント数を多く取れるので地盤の変化をよく捉えることが出来る。 デメリット ①土質資料の採取が出来ない為、概略的な土質判定しか出来ない。 ②深部までの調査は不可能。(深度10~15m程度まで) 2⃣ボーリング試験・・・機械を使用して土地に穴を掘り、ハンマーを落として強度を確認していく方法となります。信頼性の高い調査方法とされており、支持力を知ることができます。ほかにも地層の強度や、地下水位を調べることが可能です。 メリット …
今回はイメージパースについてお話します。 打ち合わせで希望を聞いた後、 設計プランを提案いたしますが、 その際に平面図と共に 外観や内観のイメージパース も作成してお渡しする事もあります。 建物の形が伝わりやすく、部屋の大きさも分かりやすいと喜んで頂けます。 ゛家は3回建てないと理想の家にならない“という言葉がありますが 家を建てるのはほとんどの人が一生に一度。 自由にプランニングできるのが注文住宅のいいところですが自由すぎてこれでいいのか迷ってしまいます。 これからもイメージパースや写真などさまざまなツールを使って 経験豊富なスタッフと共に楽しく後悔のない家作りをしていけたらと思います。 宮崎
皆様が家づくりを考えるとき、いくつ夢や希望がありますか?いろいろと調べたり見学にいくうちに、理想がどんどん膨らんで、ああしたい、こうしたい、が増えていくのではないでしょうか。私たちも打ち合わせの際、お客様から、これは無理難題ではと思えるご要望をいただく事もあります。でも、そんな時こそプロとしての腕の見せ所! 私たちは決して簡単に無理とかできない、とは言いません。もちろん、プロとしてお勧めできない要望であれば無理となりますが、お客様の喜ぶ顔が見たいし、作り手としても難しいことができたら嬉しい。なので、どうしたらできるのか。。。を一番に考えています。無理と言ってしまえば楽な事もたくさんあるんです。でも、当社の設計者と工事担当者は、お客様のために今日も楽しみながら悩んでおります。お客様と一緒に悩むからこそ、出来上がったときの喜びはひとしおです。普通では無理と言われてしまう事でも、私たちであれば叶えることができるかもしれません。諦める前にぜひ一度、私たちに投げかけてみてください。 Staff : 小林