世の中には崖地に建つ建物はたくさんあります。 今回は私が見てきた中で、これは崖に建っているなぁ、と思った建物をご紹介します。 それは山小屋 こちらはキレット小屋といって長野県の山岳地帯に建てられている山小屋です。 建物の下はスパッと切れ落ちています。 本当に凄い場所に良く建てたなぁというのが最初の感想です。 崖地の魅力は眺望の良さであったりしますが、 こちら、眺望はあまり望めませんが、この秘境感がたまりません。 崖地で味わう非日常空間も良いですよね。 ここに建てるにはどんな苦労があったのでしょうか。 材料を運ぶのも大変だったかと思います。 と同時に日本の建築技術にも感心してしまいます。 崖地に建てるということは、設計はじめ、工事も大変だったりしますが 様々な問題をクリアして出来上がったときの達成感は格別です。 弊社には、崖地や少し難しい土地に家を建てることを得意とする設計者が在籍しております。 皆様のこうしたいを叶えるために日々研鑽もしております。 家づくりで困りごとがございましたら、 一度、弊社に相談してみてはいかがでしょうか。 お待ちしております。 担当:小林
家を建てよう 家を持とう と思っている方には、いろいろな心配事がついてきます。 前回は、祭事はどうするの?についてお話してきましたが、 今回は、家に関わる事「シロアリ」についてお話してみたいと思います。 シロアリは、イエシロアリ ヤマトシロアリが代表的な家に害を及ぼすシロアリです。 シロアリは、湿った床下 土台 大引き 土の中 に巣を作って生きています。 シロアリから家を守るにはどうしたらいいの? 通常住宅では、薬剤散布をします。今の薬剤は保証5年が一般的です。 (シックハウスの問題が出る以前は10年が一般的でした) でも、シロアリの住みやすい条件を無くしていけばシロアリ被害の確立を減らすことは可能です。 木造建築は木をなくす事は出来るので、それ以外の条件を無くすのです。 地面からの湿気を無くす。床下を乾燥させる。 土と木材の距離を取る。土に住むシロアリの道を断つ。 家の近くに朽ちた木材を放置しない。(近所にあると困りますが) これだけやれば大丈夫という事はありませんが、かなりの予防効果があると思います。 家を建てるときは、そのあたりの対策もどうしてるのか聞いてみるのもよいと思います。 因みにシロアリは、4月から5月にかけて飛び立ちます。着地すると羽を落としますので 家の周りに羽がいっぱい落ちていたら注意が必要です。 次回もその②を書きます。もし心配事を教えて頂ければ出来る限りお答えしたいと思います。 欲賀
皆さん こんにちは!!!🤗🤗🤗 住まいの地震対策を考えるとき、基本を忘れてはいけません。 基礎は建物とは異なりますので、注意するのが難しいかもしれません。 しかし、家の構造全体は基礎の上に建てられます。 地盤がしっかりしていなければ、どんなに頑丈な建物でも地震に耐えることはできません。 “今住んでいる家の地盤が緩んでいて建物が傾いています。” “地震に強い家を建てたい。” このようなお悩みをお持ちの方は、建物だけでなく基礎にもぜひご注意ください。 今回は、強固な基礎を築くために押さえておきたい事をご紹介します。 日本の住宅で多く採用されている基礎は、「布基礎」と「ベタ基礎」の2種類であります。木造住宅を建てる場合、ベタ基礎が推奨される事が多いです。 その理由は、布基礎は底盤がベタ基礎よりも狭いため、地盤に対しての設置面が少ないので建物が下がりやすい。ベタ基礎は底盤が広いため、地盤に対して面で支えるので建物が下がりにくい。又、床下に土壌が露出してないので湿気がこもりづらいため、木部の腐食がしづらくシロアリ対策にもなります。 布基礎 布基礎もベタ基礎と同様に、地盤に基礎を直接設置する直接基礎の一種です。主要となる柱や壁の下に基礎を設置する方法です。地盤の強度が大きい時に使用することができます。布基礎は、床下に土がむき出しになるので、湿気対策をする必要があるので、注意が必要です。 ベタ基礎 コンクリートで床下全面を覆い、基礎全体で建物から地盤に力を伝えるのがベタ基礎工事です。地盤に直接基礎を設置する直接基礎の一種です。地盤の強度が弱い場合でも採用可能な方法です。使用するコンクリートの量は多くなりますが、土を掘る量と型枠の使用量が少なくなるのが特徴です。 今回は以上です。次回は基礎工事の流れを詳しく解説して致します。ご検討とお時間をいただきありがとうございます。✨✨✨ MAY
今回も、前回に引き続き傾斜地でのプランを紹介させて頂きます。前回は傾斜が割と緩やかな場合でのプランでしたので今回は土地のすべての部分が急な傾斜の場合を紹介させて頂きます。 一般的な建物の建て方は以前に説明させて頂いた通り高い位置を平坦に造成して崩れないように擁壁(高いコンクリート壁)で抑えるのが一般的です。 ※赤色で描いた箇所が造成で擁壁を造らないといけなくなる部分です。 この場合、隣地も傾斜地になっていることが多いため擁壁を囲い土を抑えないといけない場合が殆んどのため、壁に囲われることによる閉塞感や圧迫感を感じると思います。又、高い擁壁を造るということはその高さぐらいの擁壁の基礎が埋まっています。建物を敷地いっぱいに使いたくても地盤改良などの関係上、擁壁から離さないといけなくなる場合があります。(地盤改良で杭などを造るのに擁壁の基礎が干渉してやりずらくなるため)そのほかにも高い擁壁の自重が重いため、埋め立て地や軟弱地盤で擁壁を造るとそれ自体に地盤改良工事がいる場合もあるため余計なコストがかかる場合もあります。 今回紹介するプランでは傾斜地に沿った建物を実現することによって建物基礎が擁壁を兼ねているために基礎のコストは上がりますが擁壁と建物基礎を分けて施工するよりもコストカットを見込めますし、地盤改良等もしやすく、敷地を広く使えるため狭小地でも敷地を有効活用出来ると思います。 敷地の有効活用し解放感ある建物を実現されたい方は是非当社までご相談をお待ちいたしています。 高橋
お久しぶりでございます。 前回『崖に家を建てるのは安全か?①』を1か月前に投稿させていただきましたが、今回は②でございます。 前回最後にがけ条例をご紹介させていただきました。私はサイトでがけ条例というものを調べたときにその画像を見ていつも疑問に思っていました。 崖(傾斜の土地を)わざわざ平らにする必要があるのだろうか?平らなところにしか家は建てられないのか?平らにするということは元々あった地形をわざわざ手を加えることになります。これは専門用語で造成とか擁壁といいますが、思った以上にお金がかかるのです。家以上にお金がかかることもあります。 同じだけお金をかけるなら、土地を平らにすることにお金をかけたいか?その分を家にお金をかけたいのか?それを考えたときに私だったら家にお金をかけたい! そう思って当社の希少地工法という造り方にいきつきました。どんな工法?と思われる方も多いと思いますが、図で説明するといたって簡単のことなのです。 前回説明させていただいた安息角(安全に住むにはこの角度より上に家を建てないようにしよう!)というものがありました。 この図です。 これを希少地工法にすると以下のようになります。 安息角30°の中に家自体を入れてしまおうという考え方です。 傾斜地ならその傾斜の地形に合わせて造っていこう。確かに平らなところに建てるより家にお金はかかります。しかし造成、擁壁といった生活の空間内にはわかりにくいものにお金を使うより建物にお金を使っていこう、結果的に『安全性』を保ちながら『眺めの良い景色』や他にはなかなか見られない建物を手に入れることができるようになるのです。しかも隣の家に対しても圧迫感を感じさせない、隣と仲良く暮らせる。といったところに住むことができるのです。 なぜそれを他の建築会社はやらないのか?それは私が次回投稿するときにまた説明させていただきます。 今回も長々と長文のブログを見ていただき有難うございました。 代表 牧田
今回は天白区にある崖地(傾斜地)をご紹介します! 写真では分かりにくいかと思いますが、こちらは116坪とゆとりのある敷地で、道路から敷地の奥までの高低差が最大10m以上ある傾斜になっています。当社にとっては家づくりの可能性が広がる土地と考えるので楽しみな物件です。 周辺は比較的新しいお家や整備された道路で住環境が充実した閑静な住宅街となっています。特におすすめしたい点としてはその土地から見える景色です。名古屋の一部を見渡すことができ、下の写真は奥の高台から撮影した風景です。将来その場所にお家が建つと、撮影した地点より高い所からその景観を楽しむことができる、そう考えるとワクワクします! エグセファームはそんなワクワクする・生活を豊かにする家づくりを名古屋で展開しております。崖地(傾斜地)に家を建てることは危険ではないかと懸念されている方もいらっしゃるかと思います。当社には1級建築士が多く在籍しており、特殊な工法や緻密な計算によって高い安全性を確保した上で傾斜に沿った家づくりをご提案させていただいております。「景色が良い場所に家を建てたい」「リビングを広くしたい」など、お客様の想い描く理想やイメージを是非とも一度お聞かせください。 1級建築士が考える崖地(傾斜地)での家づくりについてのブログもございますので下記よりぜひご覧ください。 傾斜地を活かした建物の魅力 崖地(傾斜地)での建築の安全性について 今回ご紹介した物件の概要はこちらから STAFF:髙田
当社の得意分野の一つに崖地での建築がございます 私も普段から、崖地に建てられている建物につい目が行ってしまいます その一例としてお城 今回は世界遺産でもあり、現存12天守の一つである姫路城をご紹介 崖地に建っている建築物とはまた違いますが、崖地建築のヒントをたくさん得られます 天守までのアプローチはまあまあ登りますが、 天守を遠くに見ながらワクワクする瞬間でもあります 私たちが計画する崖地でもアプローチは大変重要な部分になります アプローチからマイホームがどう見えるか、デザイン力が問われますし 帰宅するのが楽しくなるようなアプローチにしたいとも思います 外観は5階建てですが、実際は地上6階地下1階です 崖地を利用して建てると、外観からは想像できないような 内部空間であったりします 中に入ると高低差のある空間をうまく利用しているところがたくさんあります 現代でいったらスキップフロアであったりロフトという感じでしょうか 趣味の空間としても使えるし、収納としても使える楽しく便利な空間であります こんな遊び心のある空間を作れるのも崖地ならでは、ですよね! 皆さまの考える遊び心のある空間とは?? そんな遊び心がぎゅっと詰まった家づくり、ご一緒できたら嬉しいです。 小林
今回は、建物完成時に行う竣工式 清祓式(きよはらいしき)とも言いますがお話致します。 建物を使用するにおあたり建物を清め払い安全を祈願する式で、建物工事中 若しくは、建物材料に不詳な物があるかもしれないのでそれらを取り払う為に行う 着工依頼の神助、加護を感謝し新しい建物の永遠の安全とお施主の繁栄を 祈願をするという意味合いで行います 神事ですので神主さんを呼んで行います。 でも最近では、住宅に関してしたという話は聞きませんね 商業施設やお店でやるのは、会社関係者やお店のお披露目の意味合いの方が強いかんじがします。 建物に関わる神事についてお話してきましたが、地域によっては上棟の時イワシを焼いて煙を家に付けて魔除けとか、小屋裏に墨を置いて火事にならないようにとか、かごを小屋裏において泥棒よけ 竣工時には、一番風呂は他人様にとか、トイレでうどん食べてもらうとかあるそうですが それも最近は聞かなくなりました。(私は、お施主様の家のトイレでうどんは食べました) このような神事やならわしは無くなってきている傾向にあるのですが、 家は商品ではなく、何か特別な物という事がこのような事から感じられます。 家に携わる以上このことを忘れず造っていこうと改めて思います。 欲賀
こんにちは!またもや私、MAYが投稿させていただきます。🙇♀️ 今回は、改良工事のご説明いたします。建物の基礎となる地盤が弱い場合、時間が経過するにつれ地盤沈下が起こり、建物が倒壊する危険性が高まります。そのため、建物を安全に支えるための地盤補強工事を行います。地盤改良工事は、建物の安全性を確保するために非常に重要です。地盤改良工事を行うことで、建物の寿命を延ばすことができます。また、地盤改良工事を行うことで、建物の価値を維持することができます。✨ 地盤改良工事には、①表層改良工法、②柱状改良工法、 ③小口径鋼管杭工法などがあります。それぞれの工法にはメリットと注意点があります。工法によって費用も異なります。 ① 表層改良工法・・・セメントを使用して地表周辺を固める地盤改良工事のことで、地盤の軟弱な部分が地表から2mまでの浅い場合に用いられる工法です。 表層部の軟弱地盤部分を掘削し、セメント系固化材を土に混ぜて十分に締固めて強度を高めます。 メリット・・・表層改良工法のメリットは、改良深度が浅い場合は比較的リーズナブルで、小型の重機でも施工が可能な点です。また、地中にコンクリートや石などが混入していても施工できる点も大きな特徴と言えます。 注意点・・・注意点は、勾配のきつい土地では施工が難しい場合があることです。また、地盤改良面よりも地下水位が高い場合は対応できません。施工者のスキルに依存しやすく、実績を積んでいないと仕上がりの強度に影響する点も気を付けたいポイントです。 向いている土地 ・・・表層改良工法に向いている土地は、勾配があまりなく、地下水位が地盤改良面よりも低い土地です。 ② 柱状改良工法・・・円柱状に地盤を固めた改良杭によって建物を支える地盤改良工事のことで、軟弱地盤の深さが地中2~8mの場合に用いられる工法です。 地中に直径60cmほどの穴をあけ、良好な地盤まで掘ります。 地盤を掘る過程で水を混ぜたセメントを注入して土と混ぜて撹拌し、円柱状の固い地盤を築くことで強化する仕組みです。 メリット・・・柱状改良工法もまた、比較的リーズナブルで住宅の地盤改良工法として多く採用されています。また、支持層がなくても施工できる場合があるといった点もメリットです。 注意点・・・特定の地盤(有機質土など)では、セメントが固まらないといった固化…
今回は、当社が得意とする傾斜地に建築するとはどんな感じなのか想像がつきづらいと思いますので1つプランを紹介させて頂きます。 一般的に傾斜地で建物を建てる時は、高い地盤まで擁壁(高い壁)とそこまでの階段を造成してから建物を建築します。 しかし、この場合は無駄に階段の数が増えたり、造成費用が掛かってしまいます。当社では傾斜地にそった建築をお勧めしています。これによってスムーズにアプローチができますし、造成費用を建築物にまわすことが出来ます。 その他、メリットとしては傾斜地に建てることで必然的にスキップアロアー(床の高さが各スペースで変更する空間)になることで視線や動線のつながりが生まれて、立体的に空間を演出できます。また、各フロアーが1F、1.5F、2F、2.5Fの様に分かれることで窓が近隣とずれやすくプライバシーを保ちやすいです。 この様なプランにご興味がございましたら是非当社にご相談下さい。 &…