Exce firm | garden peaks STAFF BLOG

心配事その②
前回はシロアリについて書かせて頂きました。 今回は、自分も家を建てて感じたことを書きます。 それは、収納です。 現場で数多く建ててきたにも関わらず収納に関して住んでみると我が家には普段は使わないものが 目につくところに出ています。(片づけられてない自分の性格かもしれませんが(-_-;)) ちょっと足りないかな と思うときがあります。 これから家を建てようとする方は、家の間取りでいろいろ考えることでしょう。 そんな中収納はどれだけ必要か、今持っている物がどれだけあってどれだけのスペースが必要か 考えてみてください。 一般的には、面積の1割ぐらいから1.5割ぐらいが収納面積に使えばよいのでは と言われています。 ただこれは一般的で、趣味の物などがあれば変わってもきます。 そのあたりを設計士さんとよく相談して考えるといいですね。 収納の仕方として、メーカーさんも収納カタログ等出されていますのでそちらを参考にされるのもよいでしょう。 とりとめのない話でしたが、私が思うに住んでみて収納はいくらあっても満タンになります。なので3年使わなかったものはたぶん必要のない物なのかなと考えるようにして捨てています。(これが正解かどうかわかりませんけど) 欲賀

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木造建築の造り方 ⑤ 基礎工事の流れ
住宅を新しく建てるときに必須になるのが基礎工事。多くの方は基礎工事多がどのような役割があるのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?基礎とは、建物を水平に保ち、建物の重さを地面に逃し、台風や地震に対抗させ長持ちさせる大切な工事です。着工中は依頼主も見学できますので、これから住宅を建てる方は認識しておくと安心です。 この記事では基礎工事の概要から着工の流れを紹介します。 1. 遣り方・水盛り 水盛りは建物の水平基準を出し、遣り方で図面に記載された建物の位置や基礎の高さを実際の敷地に写すための仮設物(木の杭など)を設置します。 2.掘削工事 地盤を掘り起こして基礎をつくります。 3.砕石を敷き 掘削後に砕石と呼ばれる石を敷き詰め、地盤を締め固めます。 4.捨てコンクリート 建物が実際に建てられる位置を確認するため位置を示すものです。強度が必要とされるものではありませんが、工事をすすめるための大切な作業です。 5.鉄筋工事 鉄筋工事とは、格子状の鉄筋を組み立てる配筋工事という作業が必要です。コンクリートだけでは圧縮力には強いけれど引っ張り力には弱いため鉄筋による補強が必要です。基礎の強度にも大きく関わる重要な工程になります。 6.型枠工事 捨てコンに描いた墨出しを基にコンクリートを流し込める基礎の形となる型枠を組みます。コンクリートの圧縮力に崩れないように組まなければならないが、尚且つ後に容易に外すことができなければいけない工程です。 7.コンクリート工事 コンクリート工事は一般的にベースと立ち上がり2回に分けてうちます。コンクリートを流し込む間はバイブレーターといわれる振動機を利用し、コンクリートを隙間なく行きわたらせます。コンクリートが乾くまでには5~7日間ほど養生をします。 8.型枠を外し、仕上げ 養生期間後に型枠を外し、コンクリートの不良やひび割れを確認します。 今回は以上です。ご検討とお時間をいただきありがとうございます。✨✨✨ MAY

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傾斜地の建物プラン③
前回までの敷地は奥に向かって傾斜が上がっていくパターンを紹介させて頂きましたが今回は傾斜が道路から下がっていくプランを紹介させていただきます。 一般的には奥に向かって下がっているため、敷地を一部埋め立て平坦にしてから建物を建てることが普通です。しかし、より建物の広さを確保されたい場合は地下部分を造るのも1つの方法だと思います。方角などの条件にもよりますが、地下部分でありながら、眺望や採光が望めるのであれば地下部分を造るのも良いかもしれません。 しかし、メリットばかりではないので注意が必要です。一般には道路に向かって流れるように雨水や下水の排水計画をしますが、この場合は下がっている部分に関しては強制的に排水できるように、ポンプ室などの機械室が必要になってきます。メンテナンスや停電時の対応なども考慮する必要が出てきてしまいます。又、建物の高さに厳しい地域 (低層地域など)では地下だとしても高さにカウントされる部分が出てきますので注意が必要です。 色々なパターンで、何を優先していけば良いかはお一人お一人お客様で違います。お客様に合ったベストな建物をご提案させて頂きますので、お悩みのお方は当社までご相談ください。 高橋

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医院建築設計
崖地に家を建てるのは安全か?という話を2回にわたり私から説明させていただきましたが、今回は当社の現在進めている仕事を紹介したいと思います。 当社のキャッチコピーは『常識を捨てたら家は広くなる』です。住宅ばかりかと思われがちですが、実は事務所建築や医院建築、店舗にも携わっているのです。住宅の考え方は人の生活部分となるため細かい部分まで考えたり勉強したりする必要があります。だからこそ住宅以外の建築にもその繊細さが活きてくると私は考えます。 その中でも現在進行中のRC(鉄筋コンクリート)造の医院併用住宅の設計物件を紹介させていただきます。 こちらは道路との高低差2.5mぐらいの土地に計画しています。 住宅の場合、当社は崖地の建築は鉄筋コンクリート造の地下室や基礎の上に木造でつくることが多いのですが、今回は4階建てということ、お施主様が木造以外を希望されていたことからRC造にて進めさせていただきました。 設計期間1年、施工期間1年の2年がかりで、いよいよ今月4月に完成を迎えます。外壁に4種類のタイルを組み合わせたり等、色合わせに悩みましたが、足場が取れて外観が全て見えるようになり、この組み合わせで良かったと思います。 当社の崖地建築の考え方も取り入れることができ、完成が待ち遠しいです。外構まで完成した後、またお知らせしたいと思います。 今回大きな仕事を任せていただいたお施主様、私のわがままを多く受け入れてくださった建築会社の皆様には心より感謝申し上げます。 代表:牧田

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静かに時が流れる土地
能登半島地震から3ヶ月が経過した4月現在、ようやく少しずつ落ち着いてきたところでしょうか。 2ヶ月ほど前にこちらでお話しさせていただきました。日常生活に多大な影響が及んだ「断水」問題が3月中旬にようやく解決し、震災前の生活ができるようインフラも少しずつ回復してきたと父親から報告を受けました。 さて今回は音聞山(天白区)にあります崖地(傾斜地)をご紹介します! 特徴的な地名で知られている「音聞山」。 私調べによると諸説ありますが、 鎌倉時代では、現在の名古屋市緑区鳴海町一帯が干潟(鳴海潟)となっており、海辺に打ち寄せる波の音が当土地まで聞こえたことにより「音聞山」となったと言われています。 そんな音聞山に位置する土地ですが、こちらは敷地面積 200坪を超える広大な崖地になっており、道路から敷地奥まで高低差が10m以上の傾斜地になっています。名城線「八事駅」徒歩7分、スーパーも近くと利便性の高い好立地なエリアです。 八事を代表する景勝地「音聞山」の敷地で自由で開放的な建物計画はいかがでしょうか。 エグセファームはこのような傾斜地に対する住宅設計を得意としており、代表を初め多くの一級建築士が在籍しています。 傾斜地での建物計画は、是非エグセファームまでご相談ください! 物件詳細はこちらから staff:髙田

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お勧め間取りを紹介します!
3月は卒業と別れの季節。 我が子も無事に学生生活を終え、お蔭様で来月から社会人デビューさせていただく事になりました。 教育を受けさせる義務を完遂出来て、少しだけほっとしております。 さて、今回は2階建て3LDK、希少地(崖地)のお勧め間取りを紹介します。 ポイントは3点 1.9mの敷地内高低差を、擁壁ではなく建物本体の形状工夫で処理 2.廊下「ゼロ」の超合理的・効率的なレイアウト 3.バルコニーとその深い軒が、都会的な外観を演出 崖地でのお住まいもエグセファームにご相談ください!

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3Dプリンターの擁壁
がけをあつかうことが多いため、常日頃から興味をもちながら情報収集を心掛けているのですが最近面白い記事を見つけてしまいました。なんと「3Dプリンターで擁壁をつくる」というのです。 以下、日経クロステックより引用です。 「新庄砕石工業所(山形県新庄市)は落石防護柵の重力式擁壁の埋設型枠を全て3Dプリンターで “印刷”して、建設工事の工期を従来工法と比べて約4割短縮した。 同社が手掛けたのは、秋田県と山形県新庄市を結ぶ国道13号の道路整備事業の一環として国土 交通省山形河川国道事務所が発注した新庄国道管内防災対策工事だ。 延長43.7m、高さ1.3~2mの重力式擁壁の上に、落石防護柵を設置する。2024年1月に完成した。 新庄砕石工業所が山形県新庄市で施工した落石防護柵(写真:新庄砕石工業所、ポリウス)  新庄砕石工業所は建設3Dプリンターの開発を手掛けるpolyuse(ポリウス、東京・港)と協力し、 新庄砕石工業所の倉庫内に設置した3Dプリンターで重力式擁壁の埋設型枠になる部材を54個印刷。 その印刷物を現場に運んで設置し、内部にコンクリートを流し込んで一体化させた。 その後、重力 式擁壁の上部に落石防護柵の支柱やワイヤなどを設置した。 印刷した埋設型枠(写真:新庄砕石工業所、ポリウス) 印刷した埋設型枠を現場に設置した様子(写真:新庄砕石工業所、ポリウス) 着工前の現場の様子。背面の地山が急峻で、崩落の危険性があった(写真:新庄砕石工業所、ポリウス)  印刷した埋設型枠を用いることで、型枠の組み立てやコンクリート打設、脱型などにかかる時間を 大幅に短縮できた。 工期は全体で43日間と、通常の工法で施 工した場合の82日間と比べて約4割も 短くなった。 現場で監理技術者を務めた新庄砕石工業所の尾形広美氏は、「現場の背面に広がる地山は急峻(きゅ うしゅん)で、降雨などによって土砂崩落の危険性があった。 通常の工法で施工すると掘削した箇所は25日程度そのままにする必要があり、作業員に危険が伴う。 工期短縮は現場作業員の安全確保にもつながった」と話す。」 記事中にもあるとおり、施工場所は特別豪雪地帯に指定されているとのことで雪国では本格的な積雪を迎える前に工事を完了しようと工程を急いでいる現場が多いそうです。そのような背景から今回この現場では工期を短縮する秘策として3Dプリ…

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ウッドデッキ? タイルデッキ? 比較してみました
外構を決めていく際にデッキはウッドデッキかタイルデッキにするべきか迷っている方もいると思います。 今回は コスト メンテナンス デザイン    など   さまざまな面で比較してみました。   ウッドデッキ    ◎メリット ・・・タイルに比べて価格が安い           搬入施工がほぼ1日で終わる           木目の温もりを感じられる           フロアと同程度の高さに施工できる為              部屋の床が延長したようで広く感じる           手摺やデッキ形状の自由度が高い   △デメリット・・・耐用年数が10~15年            塗装を3~5年で塗り替える必要がある           劣化し白アリが発生する危険がある           そりやささくれに気を付ける必要がある  タイルデッキ     ◎メリット ・・・耐用年数はほぼ半永久           メンテナンスに費用がかからない           高級感がある           ホースの水で流すなど掃除しやすい           BBQなど火を使う時安心   △デメリット・・・費用がウッドデッキの1.5倍~2倍            雨水を流す為、勾配や場合によってはグレーチングが必要           夏に熱くなりやすい           フローリングより高さが下になるので段差ができる事が多い           塗れると滑りやすい            結論としてはやはり本人の好みや予算によるかと思いますが参考までに 弊社では外構の専門家がご相談をお受けします。お気軽にお問合せ下さい 宮崎

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崖地に建つ建物①
世の中には崖地に建つ建物はたくさんあります。 今回は私が見てきた中で、これは崖に建っているなぁ、と思った建物をご紹介します。 それは山小屋 こちらはキレット小屋といって長野県の山岳地帯に建てられている山小屋です。 建物の下はスパッと切れ落ちています。 本当に凄い場所に良く建てたなぁというのが最初の感想です。 崖地の魅力は眺望の良さであったりしますが、 こちら、眺望はあまり望めませんが、この秘境感がたまりません。 崖地で味わう非日常空間も良いですよね。 ここに建てるにはどんな苦労があったのでしょうか。 材料を運ぶのも大変だったかと思います。 と同時に日本の建築技術にも感心してしまいます。 崖地に建てるということは、設計はじめ、工事も大変だったりしますが 様々な問題をクリアして出来上がったときの達成感は格別です。 弊社には、崖地や少し難しい土地に家を建てることを得意とする設計者が在籍しております。 皆様のこうしたいを叶えるために日々研鑽もしております。 家づくりで困りごとがございましたら、 一度、弊社に相談してみてはいかがでしょうか。 お待ちしております。 担当:小林

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心配事 その①
家を建てよう 家を持とう と思っている方には、いろいろな心配事がついてきます。 前回は、祭事はどうするの?についてお話してきましたが、 今回は、家に関わる事「シロアリ」についてお話してみたいと思います。 シロアリは、イエシロアリ ヤマトシロアリが代表的な家に害を及ぼすシロアリです。 シロアリは、湿った床下 土台 大引き 土の中 に巣を作って生きています。 シロアリから家を守るにはどうしたらいいの? 通常住宅では、薬剤散布をします。今の薬剤は保証5年が一般的です。 (シックハウスの問題が出る以前は10年が一般的でした) でも、シロアリの住みやすい条件を無くしていけばシロアリ被害の確立を減らすことは可能です。 木造建築は木をなくす事は出来るので、それ以外の条件を無くすのです。 地面からの湿気を無くす。床下を乾燥させる。 土と木材の距離を取る。土に住むシロアリの道を断つ。 家の近くに朽ちた木材を放置しない。(近所にあると困りますが) これだけやれば大丈夫という事はありませんが、かなりの予防効果があると思います。 家を建てるときは、そのあたりの対策もどうしてるのか聞いてみるのもよいと思います。 因みにシロアリは、4月から5月にかけて飛び立ちます。着地すると羽を落としますので 家の周りに羽がいっぱい落ちていたら注意が必要です。 次回もその②を書きます。もし心配事を教えて頂ければ出来る限りお答えしたいと思います。 欲賀

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