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傾斜地の建物プラン③

前回までの敷地は奥に向かって傾斜が上がっていくパターンを紹介させて頂きましたが今回は傾斜が道路から下がっていくプランを紹介させていただきます。

一般的には奥に向かって下がっているため、敷地を一部埋め立て平坦にしてから建物を建てることが普通です。しかし、より建物の広さを確保されたい場合は地下部分を造るのも1つの方法だと思います。方角などの条件にもよりますが、地下部分でありながら、眺望や採光が望めるのであれば地下部分を造るのも良いかもしれません。

しかし、メリットばかりではないので注意が必要です。一般には道路に向かって流れるように雨水や下水の排水計画をしますが、この場合は下がっている部分に関しては強制的に排水できるように、ポンプ室などの機械室が必要になってきます。メンテナンスや停電時の対応なども考慮する必要が出てきてしまいます。又、建物の高さに厳しい地域 (低層地域など)では地下だとしても高さにカウントされる部分が出てきますので注意が必要です。

色々なパターンで、何を優先していけば良いかはお一人お一人お客様で違います。お客様に合ったベストな建物をご提案させて頂きますので、お悩みのお方は当社までご相談ください。

高橋