2月は強烈な寒波が襲来し、名古屋でも積雪したりと寒さを感じる日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。またこの寒さもあって「家が寒い」と感じている人も少なくないのではないでしょうか・・・。 今回のブログでは【先進的窓リノベ2025】についてお伝えしたいと思います!! 政府は住宅の省エネ化を積極的に進めており、そのための補助制度のひとつとして先進的窓リノベ事業があります。高い断熱性能を持つ窓/及びドアの改修を促す事業であり、窓を重視するのはガラス部分から室内の熱の5割以上が逃げていくと言われているからです。室内の温度が低い家は快適でないだけでなく、住む人の健康を左右することもあります。しかし、費用がかさむからと二の足を踏んでいる人も多いのではないでしょうか。そこで【先進的窓リノベ2025】を活用し、我が家の寒さ対策と命を守る施策を考えるきっかけになれば幸いです。 国土交通省のサイトによると、室温が18℃以上の住宅に住む人に比べて、12℃~18℃未満の住宅に住む人では、健康診断で心電図の異常所見が1.8倍・12℃未満の住宅に住む人では2.2倍にも上がるそうです。住宅設備等を扱うLIXILの発表では、断熱性能が高い住宅に移った人は、気管支喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎などの症状に改善があり、建物の断熱性のグレードが高いほど改善率も高かったそうです。 「先進的窓リノベ事業」では、一定の省エネ性能を満たすと確認された製品を用いた断熱リフォームに対して、費用の2分の1・上限200万円までを補助します。(合計補助額が5万円未満だと対象外)申請は事業の事務局に登録済みのリフォーム事業者が行い、依頼主に還元する仕組みです。 先進的窓リノベ2025事業の概要-経済産業省 https://www.meti.go.jp/press/2024/11/20241129002/20241129002-6.pdf もちろんエグセファームは登録済みリフォーム事業者になります!!(2024年:リフォーム補助制度の利用実績は5件) 戸建て/集合住宅を問わず利用可能です。交付申請は2025年3月下旬~で、申請数が多い制度は期限内であっても早期に受付終了することがあるため早めのご検討を!!!「今更、古い家にお金をかけるのはもったいない・・・」と思われる方もお見えかと思います…
分かっていた事ですが、やっぱり今年も花粉症シーズンがやって参りました⤵⤵ マスクだけだと文字が見えず、メガネだけだと花粉に負け、両方着用すると曇ってやっぱり見えません… コンタクトは怖いので曇り止めを購入しようかと、とてもとても小さな悩みを抱えております。 今回は「6LDK」+「ビルトインガレージ」の建物プランをご紹介します。 ポイントは5点 ・屋根付きアプローチを兼ねた、4台分の別棟ビルトインガレージ ・採光とプライバシーが両立する、「コの字」の建物形状 ・大空間吹抜けと融合した、リビングのストリップ階段 ・邸宅感を演出する、渡り廊下風の通路と坪庭 ・2WAYで利便性が向上する、大容量のシューズインクロゼット 大規模なお住まいも、是非エグセファームにご相談ください! staff : 村井
今では当たり前になった地盤調査 地盤調査にもいろいろ種類がありますが、 普通の戸建住宅を建てる際にはスウェーデン式サウンディング試験が一般的なものです。 で、当社が扱う崖地についてはどうか、というと上記に加えて 基本的には「ボーリング調査」というのを行います。 何が違うかというと、精度・工期・費用が違います。 地下の岩石や土壌のサンプルを採取するために、地表から深く穴を掘る方法で 地下の構造や物質の分布を詳しく調べることができ、水位もわかるので、より精度が高くなります。 また、調査する際はヤグラを建てるのでそれなりの広さも必要ですので、 敷地によっては調査前に整地したりします。 こんな感じでヤグラを建てています。 強度が確認できるまで掘り続けるので、調査自体も二日間にわたる場合もあります。 という調査内容なので必然的に費用が嵩んでしまいます。 同じ敷地でも、調査結果はこんな感じで違います。 まずはスウェーデン式サウンディング試験の調査結果です。 続いてボーリング調査の試験結果です。 なんとなく、ボーリング調査の方が詳しく見えますよね。 では、スウェーデン式サウンディング試験がダメかというと、そうではないのです。 工事内容、どんな建物を建てるかによって、必要な情報が変ってくるので、 設計するにあたり、必要であれば必ず調査を行うようにしております。 基礎工事や地盤改良は出来上がってしまうと見えなくなる場所なので 購入する際には気になる部分ではありますよね。 当社はこのようにきちんと調査を行い、構造計算をしたうえで建てておりますので、 安心して住んでいただけると自負しております。 また、崖地では調査できないという調査会社もありますが、 当社には優秀な協力会社さんがいるので、このような難しい土地でも計画ができるのです。 もし、こんな難しい土地で困っている、という事があれば 当社に一度ご相談ください。 お待ちしております。 staff:小林
こんにちわ 今回は住宅リフォームです。 私は今、住宅リフォーム工事が内装解体から2か月半をかけて完成する工事が始まりました。 外部は一部サッシ取り換え、外壁塗装工事もあります。 工事にあたり近隣への配慮はもちろん工事車両により交通のご迷惑にならないよう 気を付けながら進めていきます。 新築工事と違い解体してみてわかる事があるのもリフォームの難しいところであります。 この辺りをお施主さともんと設計士とも打合せをしながらの工事になります。 各協力業者さんとの連携と協力が必要となります。 その調整と現場の仕上がりに注力して 最後にはお施主さんより「ありがとう」をもらうために頑張っていきます。 次回のブログでは中間報告となります。乞うご期待! 欲賀
新築住宅の防水工事は、建物の外部から内部に雨水が侵入しないように行う工事です。屋根や外壁面など、建物外部に接する面に施します。新築住宅の防水工事には、以下のような種類があります。1- ウレタン防水 ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を塗ることで防水層を作る工法です。ウレタン塗膜防水とも呼ばれており、高い防水性を必要とする屋上などでも使われるようになりました。 2- 塩化ビシート防水 塩ビシート防水とは、塩化ビニル樹脂が素材のシートを使って行う防水工事のことです。 3- FRP防水、アスファルト防水 FRP防水は、FRP(Fiber Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)を使用した防水工法です。ベランダー・バルコニー、建物の屋上などに多く採用されています。 4- シリコン塗料による外壁防水塗装 外壁に塗装することで、雨水や湿気が内部へ侵入するのを防ぎ、建物全体の耐久性を向上させることができます。 汚れがつきにくく、ついた汚れも簡単に洗い流すことができます。 防水工事の施工手順は、次のとおりです。下地・ケレン処理プライマー塗布ガラスクロスやウレタンシートの貼り込み中塗りトップコート仕上げ防水工事は、施工後10年程度でメンテナンスを行うのがよいでしょう。メンテナンスを怠ると、雨漏りや構造躯体の濡れなどの重大な損害を引き起こす可能性があります。 以上、MAY
皆様、遅まきながら、明けましておめでとうございます。本年度もよろしくお願い致します。 今回は、前回タイルの選び方についてご説明いたしましたので、タイルに続きよく迷われる外壁の選び方について、お話させて頂きます。 外壁を選らばれる上で大切なことは、カラーや素材の種類によるデザイン性と耐久性になってくると思います。デザイン性では素材の凹凸や光沢による質感で色々と雰囲気は大きく変わりますし、耐久性はそれぞれの種類で、雨風や紫外線、温度変化による耐久能力が変わってきます。それぞれの種類の外壁の特徴を知ることで自分に合ったものが見つかると思います。住宅でよく使われるものとしては、大きく分けて、サイディング系、タイル系、左官系のものが多く使用されています。 サイディング系としては窯業サイディング(セメントと繊維質をまぜて固めた板状の外壁)、金属サイディング(ガルバリウム鋼板の外壁)、木質サイディング(天然木に防火などの加工を施した外壁)があります。メリットとしてはデザインバリエーションが一番多くコーディネーターがしやすく初期コストとしては一番抑えられます。しかし耐久性としては10年~15年ごとに塗装やコーキングの打ちかえなどがあるためメンテナンス費用がかかるデメリットがあります。 次にタイル系ですが耐久性としてはタイルの劣化はほとんどないためメンテナンスは抑えることができますし。デザイン的にもサイズや色、質感も様々あるため高級感のある外壁が造りやすいです。ただし、タイル自体がかなり高価なので初期費用は高くなってしまします。 最後に左官系ですが、これはしっくいやジョリパットなど左官による仕上げの素材です。コーキングなどのつなぎ目をなくしスッキリとした見た目になります。塗り方のパターンもさまざまありますので、とても味のある仕上がりにもなります。デメリットとしては、伸縮性が少ないためひび割れのリスクや経年劣化や地震による揺れによる美観の損傷を受けやすい部分があります。又、職人さんの技術力がかなり出る仕上げなので慣れている会社に頼まないといけません。 それぞれの特徴はそんな感じですが外壁はかなりのバリエーションがあるためかなり迷われると思います。選び方のポイントとしては、まず理想のテーストを決めてから進めると良いと思います。お客様がモダンが好きなのか、ナチュラルなものが良いのか、和風…
2週間後には大晦日を迎え、大掃除の準備に取り掛かっている方や年賀状の準備など様々な時間を過ごされているかと思います。 今回は2025年に販売予定の分譲住宅3棟のうちの1棟を紹介させていただきます。 場所は名古屋市天白区土原1丁目。東へ少し歩くと里山の自然の中、気軽に体を動かすことができる『天白公園』や、坂を下って北に進むと遊歩道が整備された『新池』があります。辺り一帯は土地区画整理区域内ということもあり道路幅が広く住環境が整備されているほか、周辺で新築工事が次々と着工していくなど地域として注目度が増しているように感じます。 標高が50mを超える計画予定地。今回は傾斜という地勢を活かしながら、そこから見える景色を重視した設計によって写真のような素敵な外観・LDKのイメージが完成致しました。 2階にスキップフロアを設けたLDKを配置することで、1日を通して家族が寛ぎながらその景色を眺めることができます。さらに周辺には視界を遮るものがなく、南に向いたリビングは常に明るい居住空間が期待できます。 開放的な景色と共に伸びやかな暮らしを育むお家はいかがでしょうか? 当社イベント情報や告知、建築実例はインスタグラムに配信しておりますので是非ご覧ください! エグセファーム|土地の癖を価値に変える|名古屋.注文住宅(@exce_firm) • Instagram写真と動画 STAFF:髙田
年齢を重ねる毎に時が経つのは早く感じられ、間も無く今年も終わろうとしております。 皆様もこの時期は忘年会の機会が多いと思いますが、弊社も今夜は望年会(忘年会ではなく)です! お世話になっている協力業者様含め約60人での大宴会になりますが、飲みすぎに注意しながらいっぱい飲みたいと思います・・・ 今回は「4LDK」・「平屋」のお勧めプランをご紹介します。 ポイントは3点。 ・屋外車庫から濡れずに室内へアクセス出来るエントランス計画 ・ランドリー⇔ファミクロ⇔寝室のスムーズな動線計画 ・2方向片流れ屋根が演出するシャープなファサード 平屋のお住まいも是非エグセファームにご相談ください! staff:村井
エグセファームが提唱する「希少地」という言葉は、不動産業界の常識を覆す新しい視点から生まれました。 不動産情報では、崖地や狭小地、変形地などはネガティブな特徴として扱われ、「扱いづらい」「価値が低い」と見られがちです。 しかし、エグセファームではこれらの土地を「希少地」と名付け、ポジティブな価値へと転換しました。 この発想の背景には、土地を「希少物件」として扱う従来のやり方への違和感がありました。 不動産広告で「希少物件」と銘打たれる土地は、駅近や人気エリアといった理由で早い者勝ちを強調することが多い一方、 土地の形状や特徴を理由に価値を否定される土地が数多く存在していました。 この不動産業界の二重基準を前に、エグセファームは「なぜ土地の形状や条件をポジティブに捉え直せないのか?」と考えたのです。 そして「希少地」という言葉を発案し、「独自性があり、魅力を引き出せる土地」としてその価値を再定義しました。 「希少地」という言葉は、社会に2つの大きなプラスの影響を与えています。 まず、建築家や設計士にとっては、創造性を存分に発揮できる場を提供しています。 通常の四角い平地では、過去のテンプレート設計を応用することが多く、建築士の技術が埋もれてしまう場合があります。 しかし、希少地は形状や特性が一つひとつ異なるため、毎回ゼロから設計を考える必要があり、設計士としてのスキルや感性を磨く絶好の場となります。 エグセファームは、この土地と設計者の対話を大切にし、設計士の能力を最大限引き出す環境を整えています。 次に、住む人にとっても大きなメリットをもたらします。 希少地工法®を用いることで、傾斜や変形をそのまま活かし、個性的で住み心地の良い住まいを実現できます。 これにより、土地を平らにするための無駄なコストを削減し、その分を建物に投資することが可能になります。 ▼ 建物で土地の段差を解消! お客様の希望や個性を最大限反映させた住まいを提供することで、まさに「その土地だからこそ実現した家」が生まれるのです。 また、「希少地」という考え方が普及することで、社会的にもプラスの変化が期待できます。 これまで「価値が低い」とされてきた土地が、「唯一無二の可能性を秘めた資産」として再評価されるようになり、地域の土地利用の多様性や活用方法が広がるでしょう。 エグセファーム…
12月に入り突然の寒さが到来し、つい先日までの残暑はいつの間にか過ぎ去ってしまいました。秋はいいつ来たのかわからないまま衣替えをした人も多くないと思います。11月の終わりごろから各地で突然紅葉が始まり今週12月初旬が紅葉狩りのピークとニュースで知り、同じように不思議な季節を感じているのも人間だけではないんだなあってしみじみ思います。 紅葉狩りで私のおすすめは京都の清水寺の紅葉のライトアップです。残念ながら11月いっぱいで終わってしまいましたが・・・。建物と紅葉が光でとても幻想的で、昼間の紅葉とは一味違うものが楽しめます。是非おすすめです。紅葉のライトアップは来年までのお楽しみになりますが紅葉は12月初旬くらいまで楽しめると思いますのでまだ間に合います。(春の桜のライトアップも毎年あるので、こちらもおすすめです。) さて、この清水寺ですが訪れたことがある人は多いかと思います。私も学生時代の修学旅行から何度か訪れました。清水寺は京都の建築物の中でも魅力ある建物のひとつと私は思います。清水寺の魅力は多くありますが、やはり本尊の千手観音菩薩が祀られている「本殿」とそこから張り出した「清水の舞台」かと思います。そこからは四季折々の美しい景色を楽しむことができ、また舞台からの眺望は京都市内や周囲の山々を一望できるため、訪れる人のだれもが一度は心惹かれるものがあるのではないでしょうか。 さて、そんな清水の舞台ですが「懸造り(かけつくり)」と呼ばれる技法で建設されています。なかなか聞きなれない言葉ですね。この技法は、地面から柱を立ち上げその上に建物を構築する方法で特に崖の上に建てる場合に適しています。 「清水の舞台」は、約13メートルの高さから崖にせり出しており130本以上の長大なケヤキの柱によって支えられています。ちなみに13mとは4階建てのビル相当の高さです。ザトウクジラが全長約15mくらいなのでそれよりは小さいくらいです。 また釘を一切使用せずに木材を組み合わせて構築されています。釘の代わりに木の「くさび」を使用しておりくさびを使用することで適度なゆるみが生じ、地震などの揺れが生じた場合には揺れを吸収する仕組みになっています。今の建築では金物で強度を確保して耐える構造が主流の為、このような昔の木造建築の技術は大変感心させられます。 木材同士は「継ぎ手」と呼ばれる技術で接合さ…