ブログを見てくださりありがとうございます。 本日はポストの種類について軽く説明していきたいと思います。 建物の完成後、外構(庭や駐車場など)も工事していきます。 その際に ポスト も決めていくのですがどんなポストがあるか見ていきましょう。 ●専用のポール(柱)にポストのついたタイプ 色や形もさまざまで、レトロなもの、木製など好みに合わせて選べます。 ポストを単体で設置するのではなく、表札、照明やインターホンなどを組み合わせる機能門柱もあります。 近年では宅配BOXも組み合わせたタイプもあります。 ●塀や外壁に埋め込むタイプ インターホンや表札、照明と組み合わせて設置する事ができます。 外壁に埋め込むと外に出ることなく室内から郵便物も受け取れます。 便利ですが、断熱・防犯面からの配慮も必要です。 ざっくりポストについて説明してみました。 郵便物の容量や素材、どんな鍵にするかなど検討する事もありますが、ポスト単体で考えるのではなく、住宅や外構とのトータルコーディネートで選ぶのをおすすめします。 カタログや写真だけでなく、ショールームで開け閉めを確認する事もできます。 お気軽にご相談ください 宮崎
住宅を新しく建てるときに必須になるのが基礎工事。多くの方は基礎工事多がどのような役割があるのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?基礎とは、建物を水平に保ち、建物の重さを地面に逃し、台風や地震に対抗させ長持ちさせる大切な工事です。着工中は依頼主も見学できますので、これから住宅を建てる方は認識しておくと安心です。 この記事では基礎工事の概要から着工の流れを紹介します。 1. 遣り方・水盛り 水盛りは建物の水平基準を出し、遣り方で図面に記載された建物の位置や基礎の高さを実際の敷地に写すための仮設物(木の杭など)を設置します。 2.掘削工事 地盤を掘り起こして基礎をつくります。 3.砕石を敷き 掘削後に砕石と呼ばれる石を敷き詰め、地盤を締め固めます。 4.捨てコンクリート 建物が実際に建てられる位置を確認するため位置を示すものです。強度が必要とされるものではありませんが、工事をすすめるための大切な作業です。 5.鉄筋工事 鉄筋工事とは、格子状の鉄筋を組み立てる配筋工事という作業が必要です。コンクリートだけでは圧縮力には強いけれど引っ張り力には弱いため鉄筋による補強が必要です。基礎の強度にも大きく関わる重要な工程になります。 6.型枠工事 捨てコンに描いた墨出しを基にコンクリートを流し込める基礎の形となる型枠を組みます。コンクリートの圧縮力に崩れないように組まなければならないが、尚且つ後に容易に外すことができなければいけない工程です。 7.コンクリート工事 コンクリート工事は一般的にベースと立ち上がり2回に分けてうちます。コンクリートを流し込む間はバイブレーターといわれる振動機を利用し、コンクリートを隙間なく行きわたらせます。コンクリートが乾くまでには5~7日間ほど養生をします。 8.型枠を外し、仕上げ 養生期間後に型枠を外し、コンクリートの不良やひび割れを確認します。 今回は以上です。ご検討とお時間をいただきありがとうございます。✨✨✨ MAY
崖地に家を建てるのは安全か?という話を2回にわたり私から説明させていただきましたが、今回は当社の現在進めている仕事を紹介したいと思います。 当社のキャッチコピーは『常識を捨てたら家は広くなる』です。住宅ばかりかと思われがちですが、実は事務所建築や医院建築、店舗にも携わっているのです。住宅の考え方は人の生活部分となるため細かい部分まで考えたり勉強したりする必要があります。だからこそ住宅以外の建築にもその繊細さが活きてくると私は考えます。 その中でも現在進行中のRC(鉄筋コンクリート)造の医院併用住宅の設計物件を紹介させていただきます。 こちらは道路との高低差2.5mぐらいの土地に計画しています。 住宅の場合、当社は崖地の建築は鉄筋コンクリート造の地下室や基礎の上に木造でつくることが多いのですが、今回は4階建てということ、お施主様が木造以外を希望されていたことからRC造にて進めさせていただきました。 設計期間1年、施工期間1年の2年がかりで、いよいよ今月4月に完成を迎えます。外壁に4種類のタイルを組み合わせたり等、色合わせに悩みましたが、足場が取れて外観が全て見えるようになり、この組み合わせで良かったと思います。 当社の崖地建築の考え方も取り入れることができ、完成が待ち遠しいです。外構まで完成した後、またお知らせしたいと思います。 今回大きな仕事を任せていただいたお施主様、私のわがままを多く受け入れてくださった建築会社の皆様には心より感謝申し上げます。 代表:牧田
先日、大谷石積の塀を撤去して改修する工事が2件ほど続きました。 どちらの大谷石も表面が風化してボロボロと剥がれ、目地と縁が切れ、 石がずれて動いてしまっている部分もありました。 昭和の時代に流行した大谷石は、吸水性が高いので雨に濡れたり乾いたりを繰り返すことで 表面が劣化してしまいます。 また大谷石の寿命は20~30年と言われていますが、特に外構で使用される大谷石は 風雨にさらされているので劣化の進みも早くなります。 そして最も危険なことは大谷石積塀には鉄筋が入っていないことです。 2件とも解体に立ち合いましたが、あっという間に人力で壊すことができます。 大谷石は現在使われているコンクリートブロックよりも大きくて重いので、 これが倒れてくることを考えると恐ろしい限りです。 新しく造った門塀はきちんと鉄筋が入ったブロックで施工し、 汚れに強いタイル貼仕上とし、お客様には安心と満足をして頂けました。 大谷石積等を撤去する場合は、各市町村で補助金制度がありますので、 申請から改修プランニングも合わせてご相談下さい。 デザインだけでなく、現場の施工管理まで行う、女性スタッフ女性デザイナーがお客様の悩みに寄り添いお話をお聞きしご提案させていただきます。お電話でも受け付けていますので、お気軽にお問合せください。 ご予約はこちら→予約フォーム 0561-76-0203 staff zenda
最近では、ご施主から「魅せる灯りとして計画してください」という依頼が増えています。生活の中で重要な存在として求められていると感じます。電気メーカーからでている、既存の照明ではなく、オリジナリティのある照明を求められることが多くなっています。以下、いくつかの作品をご紹介します。 本当の瓦を加工して重ねて作った瓦照明です。母屋の家で使用していた瓦が沢山あり、きれいだったので再利用して作りました。柔らかな光が雰囲気を出してくれています。 次は、十字に光る照明器具です。これは、自ら設計し、電気制作を請け負う会社に委託して製作しました。照明と壁面も、わずかな段差を設けたデザインになっており、そのため陰影が生まれ、夜の外観も迫力があり素敵です。階段部分は浮遊階段として設計し、フラットバーの照明を採用しています。。 このお庭は、月の庭をテーマにしてデザインしました。お庭に月が見えれば・・と考えてデザインを実現するために、板金加工業者に依頼し、レーザー加工してもらった素材を使用しました。壁と板金の板の間にフラットバー照明を施工しました。リビングから見える、月の光でご家族を優しく照らしてくれています。 照明メーカー以外でも、少し工夫するだけオリジナルの照明が、手に入ります。庭によって家の表情がかわります。お庭をカッコよくしたい!癒しの空間にしたい!などご相談ください。 無料相談会も開催しています。お気軽にご相談くださいね。ご予約はこちら→予約フォーム デザインだけでなく、現場の施工管理まで行う、女性スタッフ女性デザイナーがお客様の悩みに寄り添いお話をお聞きしご提案させていただきます。お電話でも受け付けていますので、お気軽にお問合せください。 0561-76-0203 staff saori
外構を決めていく際にデッキはウッドデッキかタイルデッキにするべきか迷っている方もいると思います。 今回は コスト メンテナンス デザイン など さまざまな面で比較してみました。 ウッドデッキ ◎メリット ・・・タイルに比べて価格が安い 搬入施工がほぼ1日で終わる 木目の温もりを感じられる フロアと同程度の高さに施工できる為 部屋の床が延長したようで広く感じる 手摺やデッキ形状の自由度が高い △デメリット・・・耐用年数が10~15年 塗装を3~5年で塗り替える必要がある 劣化し白アリが発生する危険がある そりやささくれに気を付ける必要がある タイルデッキ ◎メリット ・・・耐用年数はほぼ半永久 メンテナンスに費用がかからない 高級感がある ホースの水で流すなど掃除しやすい BBQなど火を使う時安心 △デメリット・・・費用がウッドデッキの1.5倍~2倍 雨水を流す為、勾配や場合によってはグレーチングが必要 夏に熱くなりやすい フローリングより高さが下になるので段差ができる事が多い 塗れると滑りやすい 結論としてはやはり本人の好みや予算によるかと思いますが参考までに 弊社では外構の専門家がご相談をお受けします。お気軽にお問合せ下さい 宮崎
お久しぶりでございます。 前回『崖に家を建てるのは安全か?①』を1か月前に投稿させていただきましたが、今回は②でございます。 前回最後にがけ条例をご紹介させていただきました。私はサイトでがけ条例というものを調べたときにその画像を見ていつも疑問に思っていました。 崖(傾斜の土地を)わざわざ平らにする必要があるのだろうか?平らなところにしか家は建てられないのか?平らにするということは元々あった地形をわざわざ手を加えることになります。これは専門用語で造成とか擁壁といいますが、思った以上にお金がかかるのです。家以上にお金がかかることもあります。 同じだけお金をかけるなら、土地を平らにすることにお金をかけたいか?その分を家にお金をかけたいのか?それを考えたときに私だったら家にお金をかけたい! そう思って当社の希少地工法という造り方にいきつきました。どんな工法?と思われる方も多いと思いますが、図で説明するといたって簡単のことなのです。 前回説明させていただいた安息角(安全に住むにはこの角度より上に家を建てないようにしよう!)というものがありました。 この図です。 これを希少地工法にすると以下のようになります。 安息角30°の中に家自体を入れてしまおうという考え方です。 傾斜地ならその傾斜の地形に合わせて造っていこう。確かに平らなところに建てるより家にお金はかかります。しかし造成、擁壁といった生活の空間内にはわかりにくいものにお金を使うより建物にお金を使っていこう、結果的に『安全性』を保ちながら『眺めの良い景色』や他にはなかなか見られない建物を手に入れることができるようになるのです。しかも隣の家に対しても圧迫感を感じさせない、隣と仲良く暮らせる。といったところに住むことができるのです。 なぜそれを他の建築会社はやらないのか?それは私が次回投稿するときにまた説明させていただきます。 今回も長々と長文のブログを見ていただき有難うございました。 代表 牧田
暖かくなったり寒くなったりをくり返し、そして一雨ごとに季節が春に向かっています。 木々も芽吹きだし、今私はご近所のそれは素晴らしい樹形の「しだれ梅」に魅了され、 また別のお宅の「沈丁花」の花の香りに癒されるために、犬の散歩ルートが変わっています。 そろそろ私の好きな「コブシ」の花も咲く頃なので、 街路樹で植えてあるあのスポットに見に行こうと考えています。 現在外構工事を着工中のお客様から、植栽をおまかせでとのご依頼を受けましたので、 先日植木屋さんの畑に伺いました。 一人一人のお客様の庭を想いながら、庭のシンボルツリーはこれにしよう、 門の前にはこれとこれを植えよう・・・と、 一本一本樹形を吟味して畑を歩き回り探します。 外構工事は家づくりの過程で最後の仕上工事。 植栽工事は、外構工事の中で最後の工程です。 植栽があるのとないのでは、家の雰囲気はがらりと変わります。 自然の木々が、家の風景に取り込まれたことで、家に命が吹き込まれたように感じた と仰って頂いたお客様もみえましたが、私も全くそのように感じています。 庭木一本でも、新緑や花が咲き実がなり、紅葉するなど四季を感じられます。 心豊かになる植栽を取り入れた暮らしをしませんか? デザインだけでなく、現場の施工管理まで行う、女性スタッフ女性デザイナーがお客様の悩みに寄り添いお話をお聞きしご提案させていただきます。お電話でも受け付けていますので、お気軽にお問合せください。 ご予約はこちら→予約フォーム 0561-76-0203 staff zenda
樹木のある庭が持つ美しさや魅力、そして日々の暮らしの中で庭がもたらす喜びについて、自然と調和した空間で、心が安らぐ時間が持てれば素敵ですよね。樹木はお世話が大変・・・メンテナンスもいるからな・・・など結構ネガティブな考えも多いかと思うのですが、しっかりと提案をしてくれて、メンテナンスやお庭の完成後も長く寄り添ってくれる施工店であれば、その心配もいらないのでご心配なさらないでくださいね。 家が完成した時に植えるシンボルツリーや、子供が生まれた際に成長とともに育ってほしいとの願いを込めて植えられた記念樹は、家族の絆と成長の象徴として大切な存在となります。子供たちが、緑豊かな場所で育つ環境は、良いもの水を上げたり、お花の名前に興味を持ったりする姿は、このお仕事をさせていただく中で本当に、大切だなと感じています。 樹木のある庭は、自然の恵みと人間の創造力が融合した場所であり、心身の健康を促進し、豊かな暮らしを支えてくれる大切な空間。沢山のお客様に、身近に感じ取っていただければ、嬉しいです。緑、光、風を感じ取れる空間造りを、デザイナーと気軽に話してみませんか?無料相談会も開催しています。お気軽にご相談くださいね。ご予約はこちら→予約フォーム デザインだけでなく、現場の施工管理まで行う、女性スタッフ女性デザイナーがお客様の悩みに寄り添いお話をお聞きしご提案させていただきます。お電話でも受け付けていますので、お気軽にお問合せください。 0561-76-0203 staff saori
令和6年能登半島地震につきまして被災者の救済と被災地の復旧・復興支援のためにご尽力されている方々に心から感謝申し上げます。 今回は被災地に設置された仮設浴場についてご紹介します。 被災地では余震の規模が当初に比べ小さくなっている傾向にありますが、震災から1ヵ月が経とうとしている現在、日常生活に多大な影響をもたらしている「断水」問題は未だ解消されておりません。インフラ業界の会社に勤務している知人にお聞きした話では、水道が再び問題なく使用できるのは現時点では4月頃とのこと。ある程度の生活用水は確保できるものの、実家の町内では全家庭がお風呂に入ることができない状態が続いております。そんな中、東京の木材建築業者様が町内に仮設浴場を計画・建築してくださいました。 ※ご建築いただいたのは東京を本社とする木材建築の篠原商店様、写真転載の許可をいただいております。 浴場には奥行き2・2メートル、幅1・15メートル、深さ40センチほどの湯船が設置。水は近くの井戸水を使い、電気式の湯沸かしシステムで温めているとのこと。浴場の建築ですが、連日の雨や雪の影響を受けながらも、毎日多くの職人さんが協力してくださったおかげで1週間余りで完成したそうです。 私はつい先日、実家に帰省した際にこちらの仮設浴場を利用させていただきました。(以降、個人的な感想になります)まず前室や脱衣所が広く用意されていること、脱衣所が電気ストーブ等によって暖が取れるよう配慮がなされていることに驚きました。メインの浴場も温かく、かけ湯ができるありがたみを感じながら堪能させていただきました。浴場から退出するときには私だけなく他の利用者の方々全員が笑顔に、いつしか周りと自然にコミュニケーションが取れる場所となっていました。ここまで心身ともに染み渡るお風呂は初めてだと思えるような、感動を覚える体験をさせていただきました。 前回(1/12)ブログでは、当社の住宅設計は耐震性の高い構造と自由なデザインを実現できると記述しております。それだけではなく、お施主様にご納得いただく為に家づくりにおけるコミュニケーションも大切にしております。頂く様々なご要望や理想のイメージなど入念なヒアリングのもと、当社ならではの独創的な発想で外観イメージ・間取り、インテリア・外構計画等、あらゆる観点からのご提案で今後もお客様に感動を与える家づ…