Exce firm | garden peaks STAFF BLOG

崖に家を建てるのは安全か?②

お久しぶりでございます。

前回『崖に家を建てるのは安全か?①』を1か月前に投稿させていただきましたが、今回は②でございます。

前回最後にがけ条例をご紹介させていただきました。私はサイトでがけ条例というものを調べたときにその画像を見ていつも疑問に思っていました。

崖(傾斜の土地を)わざわざ平らにする必要があるのだろうか?平らなところにしか家は建てられないのか?平らにするということは元々あった地形をわざわざ手を加えることになります。これは専門用語で造成とか擁壁といいますが、思った以上にお金がかかるのです。家以上にお金がかかることもあります。

同じだけお金をかけるなら、土地を平らにすることにお金をかけたいか?その分を家にお金をかけたいのか?それを考えたときに私だったら家にお金をかけたい!

そう思って当社の希少地工法という造り方にいきつきました。どんな工法?と思われる方も多いと思いますが、図で説明するといたって簡単のことなのです。

前回説明させていただいた安息角(安全に住むにはこの角度より上に家を建てないようにしよう!)というものがありました。

この図です。

これを希少地工法にすると以下のようになります。

安息角30°の中に家自体を入れてしまおうという考え方です。

傾斜地ならその傾斜の地形に合わせて造っていこう。確かに平らなところに建てるより家にお金はかかります。しかし造成、擁壁といった生活の空間内にはわかりにくいものにお金を使うより建物にお金を使っていこう、結果的に『安全性』を保ちながら『眺めの良い景色』や他にはなかなか見られない建物を手に入れることができるようになるのです。しかも隣の家に対しても圧迫感を感じさせない、隣と仲良く暮らせる。といったところに住むことができるのです。

なぜそれを他の建築会社はやらないのか?それは私が次回投稿するときにまた説明させていただきます。

今回も長々と長文のブログを見ていただき有難うございました。

代表 牧田