Exce firm | garden peaks STAFF BLOG

多くの人の命を守る家づくり

令和6年能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地域で対応・対策にあたられている全ての関係者の方々に、心から感謝申し上げます。

 震災から間もなく2週間が経過しようとしている現在ですが、未だ余震が続いており、日増しに重傷被害者や安否不明者の数が増加しているニュースを見る度に胸が痛みます。私は今回の能登半島地震の被災を経験し、目の前にした景色や震災を通して感じたことを少しお話させて頂きます。                                

 当時私は実家に帰省しておりましたが、最大震度7の本震前に震度3程度の揺れがあり、その約10分後に本震が発生致しました。実家については家中の棚や物が倒れ散乱するものの、建物自体は損壊した部分が少ない状態でした。しかし隣の祖母の家は全壊してしまい、跡形もない悲惨な姿となりました。祖母は瓦礫の下敷きになっておりましたが、早急に救助でき幸い命は無事でした(現在は実家に一緒に過ごしています)。

 祖母の家だけでなく、築年数が比較的経っている建物に関しては、同様に崩れた家や屋根瓦・外壁が剥がれ落ちているお家がほとんどでした。地震による道路被害や停電・断水などライフラインの甚大な被害に対しても、1日も早い復旧を祈るばかりです。(倒壊した祖母の家や周辺状況一部の写真)

 震災を通して強く感じた事の1つとして、私たちエグセファームの家づくりは「多くの人たちの命や生活を震災から守る」ということです。新しいお住まいで生活を彩り豊かなものにすることはもちろんですが、今回のような予測不能な地震災害のために建物全体をより強く・安全に作り上げることが我々の使命だと思っております。

 当社の家づくりには在来軸組工法のほかに希少地工法やSE構法も採用しております。それらはお家のデザインをより自由なものに、かつ特殊な部材の使用と厳密な計算によって高い安全性を確保できる作り方です。開放的な空間に高い耐震性を兼ねた、理想をかたちにする工法ですので、気になる方は是非とも一度当社までお気軽にご相談ください。

 震災から1週間以上が経った現在、地震活動は落ち着く傾向にありますが、再び余震による建物倒壊等の二次災害の警戒が緩められない状態が続いております。今後、災害被害を最小限に抑えるため、これからも家づくりの根本にある「人々の命を守る」ことを忘れず邁進してまいります。

staff:髙田