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奈良の世界遺産巡り

9月下旬になり、朝晩はやっと心地よい風が吹くようになってきた今日この頃…,皆さまは元気にお過ごしでしょうか⁇ 私は何とかこの夏を乗り越え、子供達と出向いた奈良の世界遺産巡りについてお伝えしたいと思います。

息子からの「鹿さんに会いたい!」の一言をきっかけに奈良へと足を運んだのですが、私としては20数年ぶりの奈良の地。その当時の記憶が残っているつもりでしたが、いざ奈良公園に到着すると残っていたであろう記憶とはまったくの別物で自分自身に驚いてしまいました 笑

まずは東大寺の正門、南大門へ  南大門は高さ25.46㍍の巨大な木造建築で、現存の南大門は鎌倉時代に再建されたもの。大仏様という建築様式で建てられた二重門(上層と下層の両方に屋根がつく二階建ての門)であり、普通は上層よりも下層の屋根の方が大きいのですが、南大門の場合は上下同じ大きさになっているのが特徴です。また屋根裏まで達する19㍍の大円柱が18本も使用されています。門内に安置する金剛力士像は国内最大の仁王像であり、8.4㍍にも及ぶ大きさでありながら69日で造像されました。左右に口が開いた「阿形」と口を閉じた「吽形」の一対で安置され、世界の始まりと終わりを表し、お互いが向かい合って立っていることも特徴です。

そして南大門をくぐり、いざ東大寺へ   金堂(大仏殿)の存在感と大きさに改めて圧倒されてしまいました!!大仏殿は世界最大級の木造建築物であり、2度の戦災により、現存の大仏殿は江戸時代(1709年竣工)に再建。【正面57㍍(7間)・奥行50.5㍍・高さ48㍍】 創建時(751年:奈良時代)、鎌倉時代の復興時は【正面88㍍(11間)・奥行52㍍・高さ47㍍】であって正面においては現存の1.5倍近い大きさでありました。江戸時代の再建は財政困難の理由で規模が縮小されたとのことですが、創建時の751年の生活様式から考えれば知識や技術すべてにおいて劣る状況下でありながらもこれほどまでに巨大な建築物が建築された驚きと、東大寺建立に携わった人物がいかに優秀であり、完工させたことに頭が下がります。日々自分が抱えている業務がうまく進まず思い悩むこともある私ですが、今回の東大寺やこのブログにアップしていますはるか昔から今に至るまで現存しているものに触れることで心が浄化されるといいますか、素直に”すごいなー!!”と感動が湧いてきます。そして”これからも頑張ろう!”と思える瞬間でもあります。

ちなみに息子が会いたがっていた”鹿さんショット” なでなですることができ、満足していた息子であります 笑 

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staff:木村