皆さん、こんにちは!GWは楽しく過ごされましたでしょうか?
私は滋賀県の近江八幡まで足を運び、近江商人の邸宅が軒を連ねる新町通りや永原町通り・国の重要伝統的建造物群保存地区に選択される八幡堀や日牟禮八幡宮などを観光してきました。まずは八幡堀についてご紹介したいと思います。安土城落後の1585年、豊臣秀吉の甥・秀次が八幡山城を築き、近江八幡の街が開かれました。八幡堀は琵琶湖に通じる運河としてたくさんの船が行き交い、のちに近江商人の発祥と発展・街の繁栄に大きな役割を果たしたそうです。


八幡堀のすぐ近くには日牟禮八幡宮があります。日牟禮八幡宮は八幡山の南の麓にある1800年以上の歴史を誇る神社で、近江商人の守護神として信仰され、また厄除開運のご利益でも知られ、楼門をくぐると災難が去るともいわれているそうです。5月5日に訪れたこともあって境内にはたくさんの鯉のぼりがありました。

そして、和菓子で有名な「たねや」さんがあり、つぶら餅の焼きたてをいただきました!あつあつでとても美味しかったです!!


次に、近江八幡を散策していると目に留まる「ヴォーリズ建築」についてご紹介したいと思います。近江八幡は商家が残っている街並みの中に、近江八幡市名誉市民第1号である”ウィリアム・メレル・ヴォーリズ”が率いる建築設計事務所が手掛けた洋風建築「ヴォーリズ建築」が多く残っています。私が見学してきたのは大正10年(1921)に手掛けられた2階建洋風木造建築の”旧八幡郵便局”で、スパニッシュ様式を基調としながら和の要素を取り入れたデザインが特徴の建物でした。


その他にもヴォーリズ建築の建造物は近江八幡市内にはたくさん点在していて、時間があれば一通り巡ってみたかったです。
時代は移り変わっていきますが、はるか昔に建てられた建造物をみていると今もこの世に存在していることが、原点に・基本に立ち返るきっかけのようなものを与えてくれる、そんな存在にも感じる私であります。
staff:木村