Exce firm | garden peaks STAFF BLOG

外壁の選び方

皆様、遅まきながら、明けましておめでとうございます。本年度もよろしくお願い致します。

今回は、前回タイルの選び方についてご説明いたしましたので、タイルに続きよく迷われる外壁の選び方について、お話させて頂きます。

外壁を選らばれる上で大切なことは、カラーや素材の種類によるデザイン性と耐久性になってくると思います。デザイン性では素材の凹凸や光沢による質感で色々と雰囲気は大きく変わりますし、耐久性はそれぞれの種類で、雨風や紫外線、温度変化による耐久能力が変わってきます。それぞれの種類の外壁の特徴を知ることで自分に合ったものが見つかると思います。住宅でよく使われるものとしては、大きく分けて、サイディング系、タイル系、左官系のものが多く使用されています。

サイディング系としては窯業サイディング(セメントと繊維質をまぜて固めた板状の外壁)、金属サイディング(ガルバリウム鋼板の外壁)、木質サイディング(天然木に防火などの加工を施した外壁)があります。メリットとしてはデザインバリエーションが一番多くコーディネーターがしやすく初期コストとしては一番抑えられます。しかし耐久性としては10年~15年ごとに塗装やコーキングの打ちかえなどがあるためメンテナンス費用がかかるデメリットがあります。

次にタイル系ですが耐久性としてはタイルの劣化はほとんどないためメンテナンスは抑えることができますし。デザイン的にもサイズや色、質感も様々あるため高級感のある外壁が造りやすいです。ただし、タイル自体がかなり高価なので初期費用は高くなってしまします。

最後に左官系ですが、これはしっくいやジョリパットなど左官による仕上げの素材です。コーキングなどのつなぎ目をなくしスッキリとした見た目になります。塗り方のパターンもさまざまありますので、とても味のある仕上がりにもなります。デメリットとしては、伸縮性が少ないためひび割れのリスクや経年劣化や地震による揺れによる美観の損傷を受けやすい部分があります。又、職人さんの技術力がかなり出る仕上げなので慣れている会社に頼まないといけません。

それぞれの特徴はそんな感じですが外壁はかなりのバリエーションがあるためかなり迷われると思います。選び方のポイントとしては、まず理想のテーストを決めてから進めると良いと思います。お客様がモダンが好きなのか、ナチュラルなものが良いのか、和風、洋風などさまざまなスタイルがある中で、まず大まかな方向性を1つ選ばれると外壁だけでなく屋根、窓などデザインを選びやすくなると思います。次にコーディネートのコツとしては、3色以内でまとめると統一感のあるおしゃれな雰囲気になります。これは必ず3色ではなく単色やツートンでも大丈夫です。多くの色を使用するとごちゃごちゃしておかしな感じになるので一度試されてはいかがでしょうか。

そのほかにもメンテナンスしやすい色の選び方や素材を生かしたコーディネートなどお話ししたいことはありますが、もし迷われている方がみえましたらぜひエグセファームまでご遠慮なくご連絡ください。

高橋