Exce firm | garden peaks STAFF BLOG

木造建築の造り方⑨ 屋根工事

住宅の屋根には、さまざまな種類の形や葺き方、屋根材があります。今回は屋根の種類をご紹介します。 一般住宅の屋根 日本の住宅では、以下の4つの屋根素材が一般的です。
ガルバリウム、瓦、スレート、アスファルトシングル

ガルバリウム                                                             ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムと亜鉛、シリコンによってメッキ加工された鋼板素材です。

メリット
● 軽量で耐震性が高い
● 金属素材としては錆びにくい
● 防水性が高い
● 安価で工事ができる「カバー工法」に最適
● 複雑な形状の屋根にも対応できる

デメリット                                                            ● キズが付きやすい
● 防音性が低い
● 塗装が必要

瓦                                                                           瓦とは、粘土を焼いて作る瓦素材です。「陶器瓦」や「いぶし瓦」などとも呼ばれます。

メリット
● 耐用年数が長い
● デザイン性が高い
● 断熱性が高い
● 防音性が高い
● 結露しにくい

デメリット
● 工事費用が高い
● 重いため耐震性が低下する

スレート                                                            スレートとは、セメントなどを材料として作る板状の屋根材です。

メリット
● 工事価格が安い
● 瓦よりも軽くて耐震性が高い
● 工事できる業者が多い                                                     

デメリット
● 割れやすい
● 塗装が必要
● 2004年以前の商品はアスベストを含む恐れがある

アスファルトシングル                                                                         アスファルトシングルとは、ガラス繊維にアスファルトを染み込ませ、表面に石を吹き付けたシート状の屋根材です。

メリット
● 軽量で耐震性が高い
● 錆びない
● 割れない
● デザイン性が高い
● 複雑な形状の屋根にも対応できる

デメリット                                                             ● 風で吹き飛びやすい
● 表面の石が落ちやすい
● カビやコケが生えやすい
● 工事ができる業者が少ない

理想的な屋根は、家を長持ちさせます。この記事を参考に、理想の屋根を見つけていただけると嬉しいです。 MAY