木造住宅を建てようと思い住宅展示場に行けば、いろいろな造り方があってよくわからない
という事がわかります。
大きく分けると在来軸組工法、枠組壁工法(ツーバイフォー工法)木造ラーメン構造
など様々あります。
工法により特徴がありますので、少し参考程度にお話しします。
在来軸組工法とは、昔からの日本で用いられている工法。特徴として自由な設計や間取りが作りやすく柱、梁、筋交いといった現場で造っていく物がほとんどですので、進行具合がよくわかります。
枠組壁工法とは、もとは北米で生まれた工法で、規格サイズの構造材を使用して筋交いの代わりに面材を使用して構造を作る工法です。特徴としては、面で外からの力(地震、風、等)が一点に集中せず変形を抑えることが出来ます。コストを下げやすいです。
木造ラーメン工法とは、住宅ではあまり使われることはないですが、鉄骨、鉄筋コンクリートで今まで造っていたものを木造で造るイメージです。特徴として大空間を作りたいときに有効です。広いリビングが欲しいといったニーズに対応で来ます。コスト的には高くなります。
耐震性能に関しては、耐震等級というものが定めれれておりどの工法が強くて、どの工法が弱いという事ではありません。きちんと計算すればどれも同じです。これは鉄骨で建てたほうが丈夫という方も見えますが、計算によって建物の強さが決まりますのでどれも同じ強さになります。ただコストは変わりますのでご注意して検討しなくてはいけませんね。
欲賀