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木造建築の造り方⑧ 躯体工事2

前回は建て方までご説明させて頂きましたが、建物は屋根まで建てたら躯体工事が終わりではありません。

建物はさまざまな外力が掛かってきます。建物の荷重となる垂直の力は柱や梁などで支えますが、地震や台風などの抵抗する力は柱などでは支えられないので、耐力壁と呼ばれる壁が必要となってきます。一般的に筋交いと呼ばれる斜材や構造用面材と呼ばれる面材などを施工して強度を保っています。

これらの耐力壁はむやみやたらに取り付ければ良い訳ではありません。バランス良く建物に配置することで建物の倒壊を防ぎます。

又、柱や梁などの接合部は金物で効率よく緊結することによって、粘り強く建物を保つことが出来るのです。

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